2023年08月26日
Cutting Edge KYOGEN 真夏の狂言大作戦 2023
【狂言 Cutting Edge 】


狂言 #茂山千五郎家 のご贔屓5人 千五郎、宗彦、茂、逸平、千之丞の「Cutting Edge KYOGEN 真夏の狂言大作戦 2023 狂言 de 落語」を観に、西宮 阪急ホール。
1部は、落語「#犬の目」と「#粗忽長屋」をうまくつないで狂言仕立てにした舞台。宗彦はほんとに出てくるだけで花があり、動くたびに会場は笑いにつつまれる。毎度のことながら、千五郎の声には惚れ惚れ。
しかし、よくもこんなふうに書けるもんだと千之丞の才が妬ましいほど。
2部は、落語「#たちぎれ線香」。最初の部分はヒャクマンベンを彷彿させる黒子のダンスで笑わせておきながら、この黒子が次々と変化しながら場をもりたて、若旦那の逸平、番頭の千五郎、女将の茂がその中で狂言。
後半の茂と逸平の女将と若旦那のやりとりは、ふざけた部分は封印し米朝落語そのものの台詞だてで、会場が涙涙となる。
一瞬しかでないが、何よりだいじな幽霊となった小糸の地唄「雪」のお三味と唄も本物。伝統芸能と演劇とコントを駆使し、狂言をしらないひとにも伝わる工夫があふれる。
開演ぎりぎりまで、逸平、茂がclub soja のTシャツ売り場にいるサービス。帰りは、全員でのお見送りが再開。
ああコロナ終わったんだなと、つくづく思う。









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