るいままとしての３６５日

「Hana-dada Exhibition7 町屋にいける」にお邪魔ちゅう。

…というか、私にとっては忘れがたい人「住吉さん」のお宅にお邪魔し、住吉さんが座っていた場所から北浜の通りをみている。

まちかど漫遊帖の語り部として、北浜界隈をご案内し続けるガイドとして、この地を案内し続けた住吉さんは、

この部屋と言わず玄関と言わず、おおくの資料を集め、訪れる全ての人に愛を注ぎ続けた。

北浜にきてお話をうかがうと、必ず寄っていきなさいといっていただいたのに、私はいつも糊代のないスケジュールを組んでいて玄関先でおいとまばかりだった。

あのとき、どうして1時間の時間が作れなかったのだろう。

住吉さんは、北浜アリーが出来て、若い人や旅人が北浜に来てくれることをとても喜んでいた。

だから、ここを人が集まる場所にしてくれたことを、きっと喜んでらっしゃる。

でもね、住吉さん。やっぱり私には、資料がうず高く積み上げられ、住吉さんの笑顔がある、この家が懐かしいよ。