2021年03月31日
常磐街 カタリで吉野桜
【カタリで吉野桜】
週末の、茶室る庵 4月席に使う桜の枝を頼んでいた、常磐街 #カタリ に寄る。
今年は桜が早くて、4月3日となると市場に桜がないかもしれませんと聞き、そのときは他の春の花にしますと話していたんだけど、なんと!「吉野桜」を仕入れてくれていました。

4月3日のテーマは「久米仙の通う吉野や 春の川」。久米仙人がみた桜は、正に吉野桜。
この話はしてなかったのに、まるで合わせたように吉野桜が来ていて嬉しい。
久米仙人の話をお琴やお三味線にはいっていただいて語るときにかざるんですと言うと、
「このお店にぴったり。カタリは語り草のカタリなんです」とのこと。
ふたつのお話が繋がったね〜、いつかカタリでも語りの会をしたいね〜と話し、桜を4枝担いでかえってきました。
たくさん蕾がついていますから、今から次々と咲き、4/3はいい感じになってるはず。
2021年03月31日
3月最後は 酒甫手で ひとり打ち上げ
【酒甫手】
今年度最後の、まちかど漫遊帖2021春号配達は、鍛冶屋町 #酒甫手。
島根の久米桜 「yagooo」と、家では作らない春野菜の天ぷらから始めます(笑)


この春もたくさん配ったー。ひとり打ち上げだ(笑)
いつもなら、先にたくさん頼むのに、一口食べては箸を置くを実践ちゅうなので、このあとイカとクレソンでひとまず注文を止める。
痩せてるまゆみちゃんは、やっぱりゆっくり食べ星人らしい。

食べ方だいじね。
最近、最後の酒場のアイスに日本酒を合わせる技を覚え、今日も桜の入った春の酒粕アイスに竹泉。

春野菜、クレソン、桜 と春尽くし。ごちそうさまでした!

2021年03月31日
小さな単位が定着するのも悪くない
【終了〜】
漫遊帖事務局へ書類を運び、今年度のお仕事が終わりましたので、
帰りに空中庭園で海でもみて帰るかとサンポートにきたんだが、水曜日は施設が休館で空中庭園もお休み。
午後、この1年の記録を見返していたら、
去年の4月頃は、得体のしれないコロナに漫遊帖のコース中止が相次ぎ、
自粛があけた頃からは、街を放っておいちゃいかんのだと、やたらお店の情報が増えていた。
夏になり、秋の漫遊帖の準備をしている頃は、ちいさな灯火であっても漫遊帖のあかりは消してはいけないと決意がくりかえされる。
それは、やっぱり若宮くんのことがあったからだ。
ほんとに小さな灯火だけど、漫遊帖としては中止なくやってきたのは、一度腰をおろしてしまうと、もう立ち上がるのは難しいかもしれないと思うからだ。
ホールを100%開放とか、大寄せの茶会が始まったとか聞こえてくるが、私は、まだ完全に元に戻せばいいとは思っていない。
できるだけのことはして、規模を小さくして続ける。
そのまま、小さな単位が定着するのも悪くないと感じている。
写真はサンポート ホール棟の5階テラス。夕暮れの瀬戸内海。
穏やかに見えるのに潮が複雑で扱いにくい。こんな海を見てそだったからな。なかなか雄大にとはいかないのよ(笑)

2021年03月31日
最高の体調の作り方。解ってるけどさ(笑)
3/31 腹ペコ昼ごはん。
いよいよ、今週末4/3は、音楽と言葉と茶会「久米仙の通う吉野や 春の川」at 茶室る庵。てなわけで、午前中、ひとりで語りの稽古をしながら原稿校正。
後ろでは、流しっぱなしのyoutubeで「最高の体調の作り方」ってのを田中敦彦が絶叫しておりました(笑)
体調を悪くする原因は、肥満、不眠、孤独だそうで、
食べすぎない
飲まない
寝る
1日12分以上の速歩き
公園にいく自然をみる
スマホを見ない
たったこれだけをすればよいそう。
解ってるよ(笑)
解ってても出来ない日もあって、出来ない日が続くと、何かと事が滞るのも知ってるけど、ひとたび真夜中病が出ると、また沼に落ちるわけよ。
漫遊帖制作と確定申告が重なる2月から3月の真夜中病もようやく治り、4月からは外にでて歩き続けるお仕事が始まる。
お仕事してなきゃ、横着者の私は、一日中ごろごろしてる人生だったかもなぁ(笑)
そんなこんなで、500kcal昼ごはん

豚肉80とトマトとピーマンの蒸し焼き
キャベツのスパイス甘酢漬
大根、人参、椎茸、蒟蒻の味噌汁
玄米ご飯
一口ずつ食べる技、だいぶ慣れて来たけど、まだまだ早い(笑)


行方不明だった春の知覧茶、無事救出(笑)
2021年03月30日
「令和万葉集」1刷目またたく間に完売
【令和 万葉集】
とうとう出来上がった「令和 万葉集」。万葉社 佐々木 良 社長みずから配達くださいまして、ただいま購入。

装丁、印刷に凝りすぎまして、梅の時期を逸してしまいましたが、
ここから1年かけて広め、来年の梅の時期には、大伴旅人が太宰府の邸宅に様々なひとを呼び宴を催したように、
この本をテーマに、茶人 中條 晴之 も巻き込んで、茶会をしようではないかと話しました。
Amazonに出していた1刷目はまたたく間に完売となり、急いで次の印刷にかかっておりますので、しばしお待ちを。
まちかど漫遊帖2021春 4/24 佐々木良の「日本語の源流 万葉がなを知る」では、ご参加のみなさまにお分けできるように手配中です。
是非のご参加を。
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1231119.html
めずらしく、かん氏、さび嬢揃って社長にご挨拶にでてきたのに、社長が猫嫌いであることが判明(笑)
ただいま、寄るな触るなとひゃーひゃー言いながらお帰りになりました。
2021年03月30日
西の丸 珈琲矢ので500kcalのランチ
【珈琲矢の で500kcalランチ】
まちかど漫遊帖2021春号配達も最終盤。
今週のランチメニューがでたときから、今日は、西の丸 #珈琲矢の と決めていたのよ。
恵子ちゃんが作るお料理は、フライものじゃない限り、だいたい500kcal。
今日の蒸し鶏も、保健師さんに頼まれ健康的な食事として組み立てカロリー計算もされた、栄養バランスのよいメニュー。


食事に桜のシフォンケーキを少しいただき、お腹いっぱい。
街のカフェで、こんなご飯が普通に食べられるのはしあわせなこと。
500kcalのご飯は、ちゃんとお腹いっぱいになって、ちゃんとお腹がすくもので、いつまでも胃の中になにか滞在した感があったり、あっと言う間に消えて無くなるようなものは、何がが不足したり過剰だったりなんだろうね。
ただ、私にとっては500kcalのバランス食は最高のご馳走ながら、
本格的なトレーニングをするアスリートのお嬢ちゃんは、もっとたんぱく質が必要だったり、繊維がおおすぎると身体に負担になったりで、食事と栄養って奥が深いですと恵子ちゃん。
ほんとだね。
ダイエット宣言倶楽部の男子がアップする、彼の社食の定食メニューを見ていると、
身体をよく動かす若い世代が満足しそうな揚げ物メニューが続き、これを齢60に近い倶楽部員が食べ続けたら、そりゃしんどいわなと思いながら、
いや、おとななんだから、社食に文句言わず自分で調整しなさい!と叱る午後(笑)
病気なく、痛くなく、美味しく、あるき続けられるための身体づくりは、日々の習慣からだな。
恵子ちゃん、ごちそうさまでした!

2021年03月30日
方丈記を書くまでの人生があっての無常観
3/30 goodmorning 【鴨長明】
朝、1212年旧暦3月30日、鴨長明が方丈記を書き上げるという一文を見て、珈琲をのみながら、鴨長明に関する記事をふらふら漂っていた。
鴨長明と言えば、清少納言の「枕草子」、兼好法師の「徒然草」と並ぶ日本の三大随筆の一つ「方丈記」の筆者。
一辺3mほどの「方丈庵」に暮らし、平安末期から鎌倉という変動のときに、世の争い事から離れ、質素倹約の暮らしをしながら、天変地異や事象、人生訓を書き綴った方丈記は、東日本大震災のときにはたくさんのひとに読み返されたが、今はどうなのだろう。
コロナによって不安過多になり、社会は歪にまわる今、鴨長明のようにミニマルに生き、つまらぬことに巻き込まれず、事象を記録し思いを書き記す生き方は、私の理想ではあるのだが、鴨長明だって、若い頃から方丈記のような暮らしをしていたわけではない。

(方丈庵(復元)下鴨神社(京都市左京区)境内の河合神社に展示。wikiより)
長明が方丈庵に暮らし始めたのは50歳のとき。
文学の師匠たちから、時代ものを読むときは人生7掛けでと教えられているので、それより古い時代となれば、今でいうなら80歳。まだまだこれからというよりは、人生をいかに仕舞うかの準備にかかるときだ。
下鴨神社の正禰宜の次男として生まれている長明は恵まれた環境で育っていたが、18歳の時に父親が急死、相続争いに敗れて不遇のときを迎える。
妻子が居た時期もあったようだが、30歳頃に離別。それからはずっと一人で暮らしだったとある。
そんな中、中原有安に琵琶を学び、和歌は俊恵に師事して才能を磨き、歌会に参加し、千載和歌集へ作品が採用され、47歳の時には後鳥羽院に才能を認められ、和歌所の寄人に抜擢された。
私生活では上手くいかないが、仕事は順調で、この頃が鴨長明の華のときだったのだと思う。
けれど、長明の才を高くかっていた後鳥羽院が長明に父の跡を継がせようと図ったところ、親族に邪魔されてしまい、長明は歌も音楽も捨て出家してしまう。
その後、方丈庵で暮らしはじめ、方丈記を綴り、800年ほど前の今頃、8年の時を経て方丈記を書き上げる。
鴨長明の無常観、「世のすべてのものは移り変わり、同じものが果てなくあるわけではい」という考えは、最初からミニマルで質素な暮らしから生まれたわけではなく、
豊かに暮らした時期もあり、恋もし別れも経験し、ドロドロした権力争いにも巻き込まれ、いかに才があろうとも、いかに努力しようとも、自身ではどうなもならないことがあるのだと知ってからの無常観。
そんなことを思いながら、方丈記と言えば出てくるこの言葉を読む。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と棲(すみか)と、又かくの如し」
訳
(流れる川の流れは絶え間ないが、その水はもとの水ではない。よどみの水面に浮かぶ泡は消えては生じ、そのままの姿で長くとどまっているというためしはない。世の中の人と住まいも、これと同じ)

2021年03月30日
佐々木良「令和万葉集」できました!
とうとう 佐々木良の万葉社の1冊目ができました。佐々木良くんから、この本について直接お話が聞ける
■4/24 佐々木良の「日本語の源流 万葉がなを知る」も合わせてどうぞ!
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1231119.html
佐々木良より。喜びのお知らせ(笑)
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やっとやーーーーーーーーーー!
万葉社の出版のデビュー作!
個人としては、2年ぶりの新刊✨
Amazonは明日から?売り出します。
みんなに万葉集を読んでもらいたいので、
1500円!!
紙は平安時代と同じように鳥の子紙、表紙はシルバープリント、カバーはトレペに金の箔押しと裏面にホワイトカラー。
180度開く特殊製本。
豪勢な一冊です。もう一度言います。1500円です。
令和の元号の元になった万葉集の「梅花の歌32首」を一冊に!
現代語解説をして、書家の綾子先生に一首ごとに書いてもらいました!
イラストは、版画家の田中栄子先生!
大学時代からお世話になっている恩師です。
お二方、ありがとうございました。
本当に、最高です✨
2021年03月29日
漫遊帖 5/1 ことでんことことnumarの庭へ野点に参るは満席ですが
【numar】
先日、一緒にランチに行って まんのう町 #季節を食べる食卓numar の場所を覚えてもらった城ガールが、軍議の前にnumarに寄ってくれました。

まちかど漫遊帖2021春 5/1 「ことでんことことnumarの庭に野点に参る」コースはすでに満席。
キャンセル待ちのみなさんがたくさんいらっしゃるので、2班を作る準備の最中。
淵上くん、かおりさん、ふ〜ちゃん、よろしくおねがいします!
2021年03月29日
漫遊帖 MUGS→茶音→後藤盆→岩部保多織
【MUGScafe】
北浜 #MUGScafe に来ると、今日の業務を終えたマグ店長とマスターが日向ぼっこ中。
マグ店長、朝、腰が痛かったらしくて病院行ってたんだとマスター。
店長は、人間で言うと60代半ばだそう。いろいろ不具合がでてくるときだね〜 他人とは思えないよと店長と語り合いながら、お写真をいただく。
お大事にね、店長。


【茶音】
まちかど漫遊帖2021春号と、扇町 #茶音 へ。いつもは、早めにどっさり持って行くのだけど、今年は配達ルートを市外からからにしたので、今になりました。
なかなかゆっくりいけなくて、漫遊帖を持っていくときにまとめて話をしている感じ。
今日も、プーアル茶をいただきながら、半年分話し、また時間を作って #ふるかわ デートしましょうとお暇。
行きたいところはいろいろあれど、みはひとつ(笑)

【宗家 後藤盆】
#後藤孝子 ちゃんの、紺屋町 #宗家後藤盆 へ まちかど漫遊帖2021春号を持って参りました。
代々続く伝統工芸のお店は、伝統を守り伝えながら、当代の個性もあふれています。
孝子ちゃんが制作する器は、漆器を日々の暮らしに組み入れやすくデザインされ、ギャラリーのディスプレイもかわいく使いたくなる雰囲気に。
軽く強く滅菌作用にすぐれた漆器は、手にとってみてこそ良さが伝わります。一度お訪ねくださいね。


【岩部保多織】
紺屋町 #岩部保多織 さんに、まちかど漫遊帖2021春号を持ってまいりました。
今日は岩部さんは出張中ゆえに、お店の様子をさらりと写して帰ります。
