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2025年05月02日

TENtoSENゲストハウス


【TENtoSENゲストハウス】

TENtoSENのマダムさっちゃんの突然の事業継承発表に、えーっ!と驚き、これは早く さっちゃんに会って話を聞かねば!と、火曜日に併設のおやさい食堂shimaに行ったのだけど定休日。

夕べ、仕事あがりに「今日こそは?」とshimaの開店時間まで 高速さんぽをしてるところで洋子ちゃんをナンパ。ふたりでTENtoSENへ。

私の顔を見るなり「るいままのところにふたりを連れて行こうと思ってたんですよ」と、笑いながらさっちゃんが言い、今回は辛抱しきれなかった私の負け(笑)

事業継承はほんとうの話で、受け継ぐのは横浜出身の20代の男子ふたり!

今までにも、ゲストハウスをしたいという子は数多いたけれど、話をきくとあまりに夢見がちでとても任せられない、

「でも、ゆうごくんには、会って1分でゲストハウスしない?っていったんです(笑)」

言われた ゆうごくんも、いつかはゲストハウスをやりたいと思っていたけど、まさかの高速勧誘に一瞬は考えたものの、

「やります!」

すでに若者ふたりはTENtoSENで修行をはじめており、5月末には完全にふたりに任せるそう。

食堂はどうするの?ときくと、

「最初は食堂だけやろうかなと思ったりもしたんだけど、ふたりのやりたいことを聞いて、私がここにいないほうが良いと思ったので全部任せます」

若者たちは、屋上でバーベキューを、リビンクはバーにして高松と高松に来るひとを結ぶ場も作っていきたいと語り、いまも、様々な高松を知るために街にでて交流を広げていて、それは夜を徹することも。

さっちゃんが、ゲストハウスの本来の役目に戻るということなんですよと言い、

「宿屋をしながら交流の場も作るとなると、私はもう体力の限界。若いふたりだから出来ることがあるんです」

さっちゃんが、高松に移住してきて、亀井町の古いビルをDIYで改修する姿をblogに書いているころからのご縁。

この子に会いにいかなくちゃ!とTENtoSENを訪ねてから、もう10年以上の時間が経った。

ベタベタしない関係がとても心地よく、私の子どもっぽい挑戦も笑いながら受けてくれる関西女。

さっちゃんの発想や能力を思うと、ここを終の棲家にはせんだろう。移住してくるひとは、次に移る力も持つひとだしな…と、私の中では覚悟はできていたつもりだったが、あまりに素早い展開に「わっ、わっ」と慌てて訪ねたのだが、

さっちゃん自身は、いつもどおりの自然体。

任せたあとはしばらく旅に出るつもりだそうで、今後、マダム聡美が何を選ぶかを楽しみに、私は待つのみ。



さっちゃん、ゆうごくん、りくくん

ちゃっかり まちかど漫遊帖を持っていただく(笑)




おやさい食堂shimaも閉店します。行きたいと言っていたみなさんは、お早めに。