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2024年06月30日

漆芸家 北山圭一と歩く「知る漆 感じる漆」6/29 記録


6/29 まちかど漫遊帖2024春の最終コース。漆芸家 北山圭一と歩く「知る漆 感じる漆」

梅雨真っ只中の6/29ながら、雨もあがり、蒸し暑くもなく、まち歩きにちょうどよい日。

5人のお客様と、香川県文化会館→高松市美術館→おもちゃ美術館と歩きます。

では、その記録。


【香川県文化会館】

「漆芸家 #北山圭一 の知る漆 感じる漆」 始まりました。

みなさん、熱心に質問くださってます。









この日は、全く漆芸を知らないというより、好きで知っているからこその疑問を北山さんに聞こうという方が、お集まりになりました。

#香川県文化会館1f は、ただいま #香川漆芸研究所修了展 を開催中。







【高松市美術館】

#高松市美術館1f 常設展示場 には、ただいま #大島唯史 の昭和32年作品 #深秋図 飾盆 が展示されています。



様々な技術が凝縮された素晴らしい作品。是非とも、本物をみてほしい。

右は、大島唯史の師匠 #明石朴景 の #夜を聞く レコードキャビネット。

なぜ、大島唯史が師匠より1年早く日展の特選になったかの理由。明石朴景の #うるみ会 のこと。うるみ会が制作した伝説の料亭 #常磐本館 の漆大壁画のことなど、お話はすすんでいます。






【おもちゃ美術館shop.cafe】

最後は、本日のメインイベント 北山圭一 の漆茶椀で、#作家自身が点茶するお茶会 。





#おもちゃ美術館shop.cafeさんのご協力で実現!




盆点前仲間の城ガールが大津から運んでくれた #走り井餅 も大人気。





北山さんの茶も良い感じに点ち、みなさん、良いお顔。



乾漆のお茶椀に驚いたり感心したり、お話が弾んでます。


北山さんには壮大なる計画があります。「来年の #古希の祝 は、自身の作った道具揃えでお茶会をしたい」

今日、ご参加の皆さんに宣言しましたので、必ず実現させなきゃね。

最後は、おもちゃ美術館shopを見学。

昔、北山さんが開発したスズをちらし漆をかけると金粉のように見えるお箸も飾られてます。








【お疲れ様でした】

#まちかど漫遊帖2024春 最後のレギュラーコース終わりました!

3ヶ月間 みなさんお疲れ様でした。

来週からは、秋編の準備がはじまりますが、ひとまず北山さんとお疲れさん会。





北山さんは、来春の #古希茶会 に向けての作品づくりと、途中になってる #城ガールの面頬 早く仕上げなあかんよと、ハッパかけられ中。


【人気者】

なんだかんだ言って、#北山圭一 さんの織部茶椀は、どこに行っても人気。

おおらかさと優しさがひとを引き込むのかもしれないね。



今日使ったものたちを洗って干して、道具たちも、お疲れ様でした〜。

では、本日のまち歩き 終了〜


…………

【走り井餅】
城ガールのお土産〜。



走り井餅の創始は、明和元年(1764)、十代将軍徳川家治の頃で、走り井の名水と近江の米でつきあげた餅は、旅人の空腹を補うとともに重要なエネルギー源となり、走り井の水を用いたお茶で咽の乾きを潤し、旅の疲れを癒しました。この走り井餅の独特のかたちは、水量豊富な水の流れ、ほとばしる水滴を表したもので古来から東海道の大名物として全国に知られております。



  

2024年03月15日

輪島だけの問題ではなく


苦しいね。

輪島の赤木明登さんのpostを読みながら、胸が押しつぶされた。

誰を責めることもできない。これは輪島だけの問題ではなく、日本中で工芸を守るひとたちにふりかかる。

私たちが守るためにできることは、漆器の良さをしって、使うこと。それだけしかない…。

……………輪島の塗師 赤木明登さん

かなしいこと。
昨日(3月14日)輪島でいちばん若い椀木地師から電話があった。どこか遠い街で、就職したんだと。もう帰るところもないから、社員寮に入って、すでに仕事を始めているらしい。一ヶ月ほど前、崩れ落ちた自宅と工場(写真)を、同じく木地師の父親と二人で片付けていて、話したときには、仕事を続けると言っていたけれど、あきらめたのだ。あのとき、もっとしっかり話しておけばよかったと、ぼくは反省している。本人は、3年後には戻ってくると言ったが、おそらく難しいだろう。儲けが少なく、好きでしかやれない木地職よりも、新しい仕事の方が絶対に稼ぎがいいからだ。残念だけど実質、廃業してしまったと考えた方がいいだろう。彼は、ぼくの正法寺椀、地久椀、常若椀、ぐい呑、茶の子皿などを挽いてくれていた凄腕の職人だったが、これでもう作ることができなくなってしまった。これが現実で、輪島塗はこうして少しずつ滅んでいく。







■赤木さんは、木地屋さん再生プロジェクトを実施しています。

https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1343549.html

ご協力いただけると力になります。


  
Posted by るいまま at 14:45Comments(0)■るいままの漫遊帖漆器

2023年11月25日

漆工 杉田明彦 展 at ギャラリーen 11/30まで



【漆工 杉田明彦 展】

今新町たかす ギャラリーenで開催中の #杉田明彦 展にいく。



杉田さんは大学で美術史や哲学を学び、役者として活動していたときもある。その後、蕎麦屋で修行し蕎麦屋になり、29歳の時、輪島の塗師 #赤木明登 に出会い弟子入して漆の基礎を学ぶ。独立して10年。42歳。

この道一筋というより、いろいろな世界を見てきた杉田さんの作品は、古典的な漆器の写しではなく、モダンで独特。欲しくなる器ばかり。

最後まで迷ったのは、楪付椀と飯盛椀と高台の高いカクカクした大椀。

こんなときは冷静に。

私の食生活のなかで一番使い勝手がよく、長く使えるものは、一汁一菜の皿。

軽くて和紙の質感がのこる黒の楪付椀にいたしました。

買ったらすぐ使うは、いつものこと(笑)







【杉田明彦 漆芸展】
11/23(木)〜11/30(木)

今新町たかす ギャラリーen

■杉田明彦web
https://www.sugitaakihiko.com/




お買い物のあとは、明日の柴田俊幸フラウトトラヴェルソ 古楽器を聴く会 at 蓮のうてなの打ち合わせ。






  
Posted by るいまま at 22:38Comments(0)■るいままの漫遊帖漆器

2023年07月11日

漆器は仕舞い込んではいかんよ



【漆器は仕舞い込んではいかんよ】

7/11 腹ペコ晩ごはん。

宇多津から帰ったら、まちかど漫遊帖2023秋冬のカルテや資料がたくさん届いていて、めでたし。

漫遊帖のガイドさんたちは、それぞれしっかりしているので助かる。

私が1番苦手なのは、やると言ったのに、なにかと理由をつけて腰がひけるひと。

少々いびつでも、最後までやり遂げる癖をつけ、実績を積み上げていかないと、いつまでたっても芯のないひとになってしまうよ。

るいまま組25年、石あかり20年、漫遊帖18年なんて言ったて、まだまだ知らないひとのほうが多いに決まってる。形を変えながらでもやり続けることで、ようやく存在価値は少しでてくる。そんなもんよ。



で、タイトル回収。

今日、いろんな道具を紐解くと、漆器は黴びているものがたくさんあった。

漆器は、とにかくしまい込まない、使って洗って乾かしてを繰り返しながら育てるもの。

育ち上がった漆器は硬化して、軽くて強くて安全な器になるから、赤ちゃんと老人は特に漆器を使ってね







  
Posted by るいまま at 22:52Comments(0)体・食べる漆器

2022年09月24日

北山圭一 後藤塗 茶椀



【後藤塗 茶椀】

日展作家 北山圭一 作の漆茶椀を、とうとう迎え入れる♪





この後藤塗の茶椀が出来て以来、ずっと見ておりましたが、熟成して、いよいよ私の好きな赤になってきましたので、茶室る庵に来ていただくことにしました。

後藤塗はいきもの。最初は黒っぽい仕上がりですが、時がたつうちに美しく変化してきます。

中が黒っぽいのは、漆の重ね方が厚いからだそう。




これは乾漆ではなく木ですので、軽いけれど、しっかりした持ち心地。大きさも丁度よい安定感。







  

2022年09月24日

11月23日は織部オマージュ茶椀



【北山圭一 漆茶椀】

11月23日の宇多津圓通寺「うたづがたり茶会」で、

半年間待った漆芸家 #北山圭一 の織部オマージュの漆茶椀で点前をすることになり打合せ。





6月25日の織部はバロックだ!茶会で、まだ塗りたてだから絶対触っちゃだめって言われたあのお茶椀が、とうとうデビューってことです(笑)

織部オマージュから乾漆水玉まで、大小大きく差がありますので、盆点前ガールズが事前に稽古できるよう、10月からの稽古に持ってきてくれます。








と、ここで伝えられる 盆点前ガールズ。


■11/23 盆点前ガールズの喫茶去  宇多津圓通寺「うたづがたり」茶会

https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1289986.html

12:00 満席
13:00 残1
15:00 残8
16:00 残6

2022.9.24現在




  

2021年06月28日

高校生からの発信! 伝統工芸を守るクラウドファンディング



【漆器を学校に】

丸亀高校の生徒たちによるクラウドファンディングがはじまりました。

絶やすな地元の産業!香川の漆器から日本全国の伝統工芸品を守りたい!

https://camp-fire.jp/projects/view/441840

高校生から、こういう声があがるのは嬉しいね。まずは、調理実習の現場に漆器を!

我が家は、たぶん他所より漆器を日常的によく使っているが、それは漆のよさを伝えてくれるひとと40代のときにしりあったから。

若い時から漆器のよさを知っていたら、もっともっと漆器をつかってたとおもうよ。

老人になると、重いから、割れるからと食器をプラスチックに変えているひとがいるのだが、

そんなときにこそ割れない、軽い、滅菌作用のあるカラフル漆器を!

……………………………




絶やすな地元の産業!香川の漆器から日本全国の伝統工芸品を守りたい!

https://camp-fire.jp/projects/view/441840





はじめまして。私達は香川県立丸亀高校の3年生です。丸亀高校では総合的な探究の時間に、「TP(テーマプロジェクト)」という課題探究を行い、学生が自ら地域や社会に存在する問題に気づき、その解決策を模索しています。私達はこの活動のなかで地元の課題に気付くことができ、なんとか打開できないかを探究してきました。

しかし、大学受験という大きな試練を控えている身になり、TPとしての活動も2年生で終了しましたが、私達が課題解決のために考えたプランの実現がまだできていない状態です。

そこで、私達はこの活動を実現させたいという思いから、学校の授業内ではなくグループで自主的に探究を続けることにしました。この活動を継続し成功させるためには、クラウドファンディングで力をお借りする必要があります。

まずは私達の今までの活動と、なぜクラウドファンディングをすることにしたのかを、ぜひお読みいただけると嬉しいです。



  
Posted by るいまま at 14:06Comments(0)■るいままの漫遊帖漆器

2020年01月20日

茶屋る庵 漆器の修復もできます。

【漆器の修復、金継ぎ教室 盆点前教室】

#茶音 の金継ぎ教室で、「漆器の修復もやります」と書いているのを見て、

漆器は無理だろうとあきらめていた私の古い漆器たちも修復できるかもと、今日 北山さんに聞いてみると、

その方法を開発したのでやってみましょうとのこと。




お昼お勤めしている子たちは、なかなか昼間の教室にいけないので、茶屋る庵で夜の教室を開いていただくことになりました。

2月7日(金) 19:00~ お茶室は盆点前のお稽古、土間は金継ぎ教室 漆器の修復終了をいたします。ご興味ある方はご一緒に。

盆点前教室 2500円
金継ぎ教室 3000円

るいまま 09037836239 ショートメールで




我が家の漆器たち。直りますように。



  

2019年03月17日

香川漆器まつり ar 玉藻公園披雲閣



【香川漆器まつり 北山さん】

まちかど漫遊帖の漆コースガイド 北山圭一 さんに会いに玉藻公園 披雲閣に参りました。漫遊帖を置いていると、みなさんが持っていってくださり。2日間で70冊をお渡しできましたとのこと。

めでたいので、北山さん作の春の杯で 乾杯してみるの図♪







【香川漆器まつり 一和堂】

まちかど漫遊帖でも、いつもお世話になっている、古高松の #一和堂 さんにもお目にかかりたかったのだけど、休憩中とのことで心残しつつ移動♪

今年の一和堂さんの気になる漆は、カラフルな蓋物。かわいい♪ 平ナツメにもなりそうだよ。






【香川漆器まつり 中田漆木】

まちかど漫遊帖 なんのがれコースで、漆のお箸のワークショップをしてくれたこともある 中田漆木のかなこさんのブランド「かなこ箸」を買いに中田漆木ブースに。右端のやつをある人のお祝いに買い求める。

かなこ箸、どれもこれもかわいいね。
奥に小さく写っているのが かなこさん♪




【奈美ちゃん運を使う】

香川漆器まつりのお楽しみは、お買得の漆器と、作家さんに会うことと、象谷茶会と、抽選会!

なんと、あと5つの残りくじから奈美ちゃんがお椀を引き当てました。やっぱり汁は具だくさん 椀は大きいに限ると話ながら抽選会場にいったのが勝因だな(笑)








  
Posted by るいまま at 23:55Comments(0)■るいままの漫遊帖漆器

2018年10月26日

石原先生! おめでとうございます♪



【石原先生!】




今日 まちかど漫遊帖でお世話になった石原先生、かっこいい先生でしたが、平成30年度香川県文化芸術選奨に選ばれたと、いまニュースでみてびっくり。

全然、そんな話されてなかったよ~。ますますかっこいい!

■香川県文化芸術選奨
県における文化芸術の向上について顕著な功績をあげた個人又は団体・施設に贈る。

○石原 雅員(いしはら まさかず) 58歳(平成30年11月3日現在)
 現代漆芸作家として多年にわたり創作活動に励み、日本伝統工芸展や香川県美術展覧会などで活躍し、数々の賞を受賞するとともに、香川県漆芸研究所で後進の指導育成に取り組むなど、本県の文化芸術の振興に寄与。

http://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir4/dir4_3/dir4_3_1/wdixal181023205326.shtml


  
Posted by るいまま at 21:26Comments(1)■るいままの漫遊帖漆器