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2025年05月15日

傾聴すること



【傾聴すること】

5/15 goodmorning

昨日のルヌガンガの売茶翁席に、傾聴の会の先生が来られ、いろいろ話を伺いながら、

超高齢者だからといって、老人としてお世話されるだけの暮らしではなく、自分の好きな分野で存分に話ができる時間やひとを求めているんだなぁと感じた。

人生の最晩年が、まさかこんなに長くなるとは、いま90歳超えのひとたちは考えてもいなかったと思う。

母は、親しい友人でもあった、近所の肉屋さんや化粧品屋さんや洋裁教室の先生の所にいっては、話に夢中になって、なかなか帰ってこないひとだったが、

同世代の友だちが病気になって入院したまま亡くなったり、認知が強くなって施設にはいり会いにくくなったりすると、あっという間に孤独になって、

「みんな、死んだり惚けたりやな」

と寂しそうに言っていた。

いま、施設で母のお世話してくれるひとは、みんな優しい。しあわせだと言う。

でも、時間を忘れて友だちと話をした頃を懐かしみ、とうの昔に亡くなったひとと昨日会ったように話す。

その話は、この前も聞いたよと思うが、私もおばちゃんやおじちゃんが生きているように話を合わせ、わははわははとやって時間を過ごす。時には、部屋から出せぬ話もある(笑)

「あぁ、すっきりした」と言う日もあるし、帰りがけに何度も呼び止められるときもあるが、私にできるのはその程度。



傾聴の会のみなさんは、相手の方のお話を70%聞き、あとはお話しやすいように相槌をうったり促したりするそうで、

話された方は、きっと、心にたまった様々なものを流しだすのだろう。



では、朝ごはん。オリーブオイルで焼いたアジと玉ねぎのトマトソース、美味しいわ。




…………

■傾聴とは
相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。 相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。 相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴く。



  

2025年05月15日

本屋ルヌガンガ に売茶翁現る(笑)


【売茶翁】

本屋ルヌガンガ に売茶翁現る(笑) 茶室で待っているだけでは茶への理解は増えないと、

とうとう茶人が普段着のまま まちに出て、本屋に来るみなさんとお話しながら茶を点てはじめました。

売茶翁が、屋台茶席を場所を告げずにひろげ、

「代金くれ次第、ただでも結構」

の看板をかかげただけで、自由にひとが集い、伊藤若冲や大典、池大雅など、たくさんの文化人が押し寄せサロンができたそう。

ルヌガンガの売茶翁席も、そんな感じで広がりますように。

※写真は、何も知らずにルヌガンガに来て、売茶翁の茶一服いただくラムセスたちと、お疲れさんのコーヒーを飲むの図(笑)










官休庵の壁の古材でできた茶杓「和敬」





  

2025年05月15日

自由で気楽な場所であって欲しいのさ。



【喫茶去】

若い友だちが来てくれたので、いろんな茶の入った籠を持って #茶室る庵 へ。る庵だけど抹茶じゃなく、ハーブティーを飲みながらあれこれ話す。

最近、抹茶じゃない茶を飲むことが多い。

濃茶で気持ちを引き上げるのも好きだし、薄茶もすぐに点てられるようにはなっているんだが、

野草のような茶にパワーをもらったり、繊細な茶でほっとしたり、スパイシーな茶で目を覚ましたり。

茶も茶室も、「ま、茶でも飲んでいけ」と自由で気楽な場所であって欲しいのさ。