2024年04月25日
朝からすっきり(笑)
【朝からすっきり(笑)】
4/25 goodmorning
#吉田兼好 にかかりゃ、僧侶も貴族もお金持ちも散々(笑)
「家の作りは、夏をむねとすべし」ではじまる教科書むきの55段の前後。
54段は、かわい子ちゃんを呼び出して紅葉狩りをする法師の話。
「気の利いたお弁当を用意して、先に埋めておき、紅葉狩りのあと、自分たちの念力で弁当がでてきたと驚かそうと、埋めたあたりで印を結んだのに、弁当がない!
どうやら、埋めているのをみていた盗賊に盗まれたらしい。
で、お前が悪いお前が悪いと、聞き苦しい言い争いをはじめる。
兼好は、しいて興を求めるから、こんなことになるんじゃ。とせせら笑う」(笑)
56段では、兼好は怒ってる(笑)
「久しぶりに会ったからと自分のことばっかり喋りやがって! 少しは遠慮しろ!
もっと質が悪いのは、ちょっとどっかいったくらいで息をもつかずに喋り続けるやつ。
品がいい人は、大勢いてもひとりと話すが、下賤なやつは誰彼構わず押し入って話すは騒ぐは、見苦しい!それを、わかりもせんのに囃し立てるバカ。
ちょっと高尚な話をしたらのってこないくせに、下世話な話を始めて笑い転げる。
あぁ、お郷が知れるぜ!」
兼好の、この口の悪さが大好きだよ(笑)
朝からすっきりした!
でも、実際には、こんなふうに言えずに悶々してたんだろうね。だから書けるのよ。
何百年たっても、人間は似たようなもんだわね。
2024年04月24日
運動ではない。
4/24 goodmorning
なんでも良きことと思ってはじめても、賛同者が増えすぎると「運動」になり「過多」になり、やがて「色褪せ」飽きられてしまう。
運動になって社会を動かすよりも、自身の動き方。
なんてことを思う朝。
【柳は茶の病と言った】
夕べ、茶人が預かりものを届けてくれたので立ち話。
少し前、茶人が、#官休庵の盆略点前 が生まれたときのことが書かれた書籍を読み返して書いていた文に「さすがのもんだ!」と思ったので、
あれはどなたが書かれた本なんです?と聞く。
書かれたのは、武者小路千家13世家元 徳翁宗守 #有隣斎。大正2のお生まれの宗匠で、1999年平成11年まで存命だったので、茶の湯のものでない私でも 有隣斎の掛物はよく目にする。
有隣斎宗匠は優れたひとだったぶん、怖いひとというイメージがあったそうで、なかなか踏み込むことがなかったけれど、
なぜ、今ある官休庵の盆略点前を生み出したか?の話をよんで、50年前に宗匠自らが、いま、私たちが憂うことを考えて生み出してくれたのだと知ったと茶人。
茶が、いまのまま特別なひとのためだけになってしまうと、たぶんどんどん先細る。
人間て、カテゴライズされたり、ひとよりちょっと上からもの申すマウンティングが好きだから、そういうひとは残るかもしれないが、
それはやはり後退だ。
流派の継承を担う宗匠たちにとっても、それはきっと深刻な問題で、漫然と次に繋いでいくだけではなく、いまの社会や次の時間、100年後の未来を見据えて考えてらっしゃるはず。
そして、誰よりも、茶の時間がもっと浸透しなければ文化が滅びることをわかっていらっしゃるのだろうと、茶の湯とは離れたところでくらす私は思う。
#盆点前ガールズプロジェクト なんてふざけたネーミングで始めた茶室る庵活動だから、とかく甘く見られがちなんだが(笑)
流派は180以上あると言われる時代。
盆略点前だけで茶会をする、#ならず者 だって、文化の衰退に危機感をもっているし、憂いてもいる。
人真似ができないぶん、見立て道具しかない茶室で、舞台(茶会)に合わせて点前も考える。
そのとき、いつも思うのは、これを考えたひとは、なぜこうしたんだろうってこと。だから、何を残し何を省くかには大いに頭を使う。
盆点前ガールズをみて、「(流派の茶と)ちがいます!」ってマウンティングしたり、せせら笑うのはやめてね。
私は意地悪なんで、ああなんて狭いお心のお茶人さんだことって思ってるよ(笑)
あなたが違うと思うのは、あなたが真似てる流派と違うだけ。
あなたの宗匠は、もっと未来をみていると思うよ。
てなわけで、#谷晃 著 「#茶人たちの日本文化史」 を再び読む。
前回読んだときには読み飛ばしていた、#柳宗悦 の章で、柳が茶の湯につきつけた「茶の病」は、なかなか辛辣だ。
しかし民藝運動も、その後問題を抱える。社会は変化していくものだ。
なんでも良きことと思ってはじめても、賛同者が増えすぎると「運動」になり「過多」になり、やがて「色褪せ」飽きられてしまう。
運動になって社会を動かすよりも、自身の動き方。
なんてことを思う朝。
【柳は茶の病と言った】
夕べ、茶人が預かりものを届けてくれたので立ち話。
少し前、茶人が、#官休庵の盆略点前 が生まれたときのことが書かれた書籍を読み返して書いていた文に「さすがのもんだ!」と思ったので、
あれはどなたが書かれた本なんです?と聞く。
書かれたのは、武者小路千家13世家元 徳翁宗守 #有隣斎。大正2のお生まれの宗匠で、1999年平成11年まで存命だったので、茶の湯のものでない私でも 有隣斎の掛物はよく目にする。
有隣斎宗匠は優れたひとだったぶん、怖いひとというイメージがあったそうで、なかなか踏み込むことがなかったけれど、
なぜ、今ある官休庵の盆略点前を生み出したか?の話をよんで、50年前に宗匠自らが、いま、私たちが憂うことを考えて生み出してくれたのだと知ったと茶人。
茶が、いまのまま特別なひとのためだけになってしまうと、たぶんどんどん先細る。
人間て、カテゴライズされたり、ひとよりちょっと上からもの申すマウンティングが好きだから、そういうひとは残るかもしれないが、
それはやはり後退だ。
流派の継承を担う宗匠たちにとっても、それはきっと深刻な問題で、漫然と次に繋いでいくだけではなく、いまの社会や次の時間、100年後の未来を見据えて考えてらっしゃるはず。
そして、誰よりも、茶の時間がもっと浸透しなければ文化が滅びることをわかっていらっしゃるのだろうと、茶の湯とは離れたところでくらす私は思う。
#盆点前ガールズプロジェクト なんてふざけたネーミングで始めた茶室る庵活動だから、とかく甘く見られがちなんだが(笑)
流派は180以上あると言われる時代。
盆略点前だけで茶会をする、#ならず者 だって、文化の衰退に危機感をもっているし、憂いてもいる。
人真似ができないぶん、見立て道具しかない茶室で、舞台(茶会)に合わせて点前も考える。
そのとき、いつも思うのは、これを考えたひとは、なぜこうしたんだろうってこと。だから、何を残し何を省くかには大いに頭を使う。
盆点前ガールズをみて、「(流派の茶と)ちがいます!」ってマウンティングしたり、せせら笑うのはやめてね。
私は意地悪なんで、ああなんて狭いお心のお茶人さんだことって思ってるよ(笑)
あなたが違うと思うのは、あなたが真似てる流派と違うだけ。
あなたの宗匠は、もっと未来をみていると思うよ。
てなわけで、#谷晃 著 「#茶人たちの日本文化史」 を再び読む。
前回読んだときには読み飛ばしていた、#柳宗悦 の章で、柳が茶の湯につきつけた「茶の病」は、なかなか辛辣だ。
しかし民藝運動も、その後問題を抱える。社会は変化していくものだ。
2024年04月24日
4/28 #高松商業茶道部 茶会
【4/28 #高松商業茶道部 茶会】
中條文化振興財団が応援する、本格茶室で高校生たちが開く「#茶室De若人茶会」。
4月28日(日) は、#高松商業高校 茶道部のみなさんのお茶会でございます。
「生徒達が頑張ってお稽古した発表の場ですのでお待ちしております」
茶券は大人700円 学生300円
前回の大手前高校中学 高松のみなさんの茶会にまいりましたが、キビキビして室礼も若々しく、とても気持ち良い茶会でした。
みなさまも、是非!
私は、前回、さんぽ途中にふらりと参りましたが、気になる方はお申し込みを。
現在4/23 残席状況。
11時、12時頃のお席に十分余裕があるようです。
お問い合わせ、お申し込みは
#中條文化振興財団
(087)826-3355
info@chujo-zaidan.or.jp
■前回の高校生茶会の様子
https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1343976.html
………………
[茶室De若人茶会]とは。
子供たちの茶の湯を応援しませんか?
財団では、かねてより開催しておりました「若人茶会」の代わりに、財団の茶室を無料開放する事を、去年から始めています。子供たちの考える力や行動力は、想像以上に頼もしくて素晴らしいというのを、若人茶会の経験で知りました。そうした子供たちの茶の湯の交流を応援したいと考えています。
対象は、高校生の茶道部のほか、小学生の茶道クラブ。中学や大学の茶道部も対象と考えています。
目的は、茶道を志す子供たちとの交流茶会。本格的な茶室を使って、子供たちが自分たちで考えるお茶会の実現を応援します。
日時は、それぞれのご希望の日時で開催できます。例えば土日の予定なら、土曜日は茶室の掃除、茶会の準備とお稽古。日曜日はお客様を迎えてお茶会。片付けと撤収まで。
費用は、お茶室は無料開放します。更に公開のお茶会をされる場合には3万円を助成します。それで茶筅や茶巾などを準備してください。
お茶会開催の場合は、お菓子やお抹茶は、ご希望のものを支給します。茶会当日のお弁当もお任せください。
お茶会のお客様は、先ずお友達やご家族の予約を優先します。その後、席が空いていたら、財団の方でも一般のお客様を募集します。
お茶の先生方にお願いがあります。
この事をお知り合いの学校の先生や、茶道部を指導されている先生にお伝えください。もちろん流派は問いません。是非ご協力をお頼みいたします。
詳しくは、財団の事務局までご連絡下さい。ご希望の場合は、先ずは日程の調整から。お茶会のやり方については、それぞれのご希望を伺いながら一緒に考えたいと思います。
先ずはご一報をお待ちしております。生徒さんからでも、先生からでも構いません。頑張りましょう。
2024年04月23日
月曜日の素心庵盆点前くらぶ4/22
【月曜日の素心庵盆点前くらぶ】
6月15日の #圓通寺回遊茶会 「織部はバロックだ!」に向けて、徐々に素心庵の模様替え。
今日の素心庵は、涼しい風が四方からはいり気持ちいい!
お茶を飲みにきてくれた、ご住職の童銅さんに、6月は暑いですかね?と聞くと、暑さはそうでもないと思うけど、虫対策しないとねとのこと。
今日のお菓子は、女将お手製の #米粉の蒸しケーキ。
高知に城攻めにいっていた、城ガールのお土産、#桜きんつば。
素心庵の盆点前の稽古あと、#織部はバロックだ!の芝居の現場稽古。織部最後の部分が真に迫ってきました。
今回、3回目の織部を演じる城ガール。
初めて茶人のシーンもありで、茶を点てることにドキドキでしたが、脚本を読み込むほどに、織部と通じ合う部分が多く、シンパシーを感じ始めているよう。
童銅ご住職に本床の利休をお願いし、副住職さんには立礼卓をお願いしたので、こちらも準備が進んでおります。
■ご予約受付中
6/15 宇多津円通寺・回遊茶会「織部はバロックだ!」2024
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1340534.html
長い稽古がおわり、腹ペコるいまま、城ガールに、女将がおかず作ってくれた。ありがとう! 生き返ったぁ。
2024年04月23日
柳は茶の病と言った
【柳は茶の病と言った】
夕べ、茶人が預かりものを届けてくれたので立ち話。
少し前、茶人が、#官休庵の盆略点前 が生まれたときのことが書かれた書籍を読み返して書いていた文に「さすがのもんだ!」と思ったので、
あれはどなたが書かれた本なんです?と聞く。
書かれたのは、武者小路千家13世家元 徳翁宗守 #有隣斎。大正2のお生まれの宗匠で、1999年平成11年まで存命だったので、茶の湯のものでない私でも 有隣斎の掛物はよく目にする。
有隣斎宗匠は優れたひとだったぶん、怖いひとというイメージがあったそうで、なかなか踏み込むことがなかったけれど、
なぜ、今ある官休庵の盆略点前を生み出したか?の話をよんで、50年前に宗匠自らが、いま、私たちが憂うことを考えて生み出してくれたのだと知ったと茶人。
茶が、いまのまま特別なひとのためだけになってしまうと、たぶんどんどん先細る。
人間て、カテゴライズされたり、ひとよりちょっと上からもの申すマウンティングが好きだから、そういうひとは残るかもしれないが、
それはやはり後退だ。
流派の継承を担う宗匠たちにとっても、それはきっと深刻な問題で、漫然と次に繋いでいくだけではなく、いまの社会や次の時間、100年後の未来を見据えて考えてらっしゃるはず。
そして、誰よりも、茶の時間がもっと浸透しなければ文化が滅びることをわかっていらっしゃるのだろうと、茶の湯とは離れたところでくらす私は思う。
#盆点前ガールズプロジェクト なんてふざけたネーミングで始めた茶室る庵活動だから、とかく甘く見られがちなんだが(笑)
流派は180以上あると言われる時代。
盆略点前だけで茶会をする、#ならず者 だって、文化の衰退に危機感をもっているし、憂いてもいる。
人真似ができないぶん、見立て道具しかない茶室で、舞台(茶会)に合わせて点前も考える。
そのとき、いつも思うのは、これを考えたひとは、なぜこうしたんだろうってこと。だから、何を残し何を省くかには大いに頭を使う。
盆点前ガールズをみて、「(流派の茶と)ちがいます!」ってマウンティングしたり、せせら笑うのはやめてね。
私は意地悪なんで、ああなんて狭いお心のお茶人さんだことって思ってるよ(笑)
あなたが違うと思うのは、あなたが真似てる流派と違うだけ。
あなたの宗匠は、もっと未来をみていると思うよ。
てなわけで、#谷晃 著 「#茶人たちの日本文化史」 を再び読む。
前回読んだときには読み飛ばしていた、#柳宗悦 の章で、柳が茶の湯につきつけた「茶の病」は、なかなか辛辣だ。
しかし民藝運動も、その後問題を抱える。社会は変化していくものだ。
2024年04月22日
ご飯が大事は実証済み
【ごはん】
食べたものlogは、誰のためでもなく、私自身が食べたものを可視化して、体調との兼ね合いをはかるためにあるのだが、
昨日、何日か分をまとめてアップしたら、ご飯が減って、お菓子が増えていたので、今朝は反省してお魚を食べる。
科学的なことは知らぬが、朝、しっかりタンパク質を食べとくとお菓子が減るのは経験則。
ご飯が大事っていうのは、狂人73(兄)で実証済み。
好き勝手に生きているときは、重い胃潰瘍で血をはいてHCUに運ばれたり、胆石の手術を受けたり、歯槽膿瘍で歯を失ったり、身体中悪いところしかなく、きっと短命だろうとおもっていたら、
入院して、毎日飲んでたコーラー1リットルとか、砂糖山盛りコーヒーとか、サクサク食べられるお菓子とかを断ち切られ、煙草も吸えなくなったら、
ただいま、身体中、どこにも悪いところがない。体重も血圧も血糖値も正常。肝臓も腎臓も健康。
病気の性質上、自分で節制はできないから、ま、良かったんじゃない。ふー。
4/22 goodmorning
猫にも、いろいろ悩みはあるらしい。
2024年04月21日
雨の日のフィールドワーク
【雨のさんぽ】
雨の日はおうち作業で、書いたり読んだりしていたが、小腹がすいてきたので、さんぽにでてきた。
鍛冶屋町 #ふる川 で天ざる。ここから見える外の風景も好き。
この時間になると、ゆっくり晩酌しながら時間を過ごすひともいて、おとなの蕎麦屋だねぇと思う。
蕎麦屋って、そういう場所だものね。
【たった10分】
西成先生の #高松海城町の物語 を捲っていると、生駒時代は外堀から丸亀町をつなぐ橋は「#門出橋」と呼ばれていたことかわかった。松平時代の常磐橋もいいけれど、なんとも晴れやかな名前。
先日のトークイベントのあと、いろんなまちのデザイン案がでて、
「私は高松駅までさんぽにいくときは、兵庫町を歩き 轡堂から北を見ればすぐに高松駅なので、そのルートを使うことが多い」と話すと、
どこかのおじさんが、高松駅と商店街(丸亀町)を繋ぐには、そんなことより、玉藻公園側から、いろいろたまりを作ってひとを移動させるほうがいい!と言われてたんで、
雨の日に、どのくらい濡れずに歩けるかも検証したく、ぐるっと歩いてきた。
門出橋の壱番街ドームから兵庫町を抜け、轡堂から北へ。この通りには、#asplund や、#江村食品、#トイ珈琲 があるので、普段の夕方は、そこそこひと通りがある。
直ぐに瀬戸大橋通にでて、信号を渡れば #高松駅周辺 が見えだすので、一緒に歩く子たちが「もう駅なん?」とびっくりするくらいだから、普通のひとにも、遠い感じはしないんだろうね。
高松駅に着き、用事をすませて駅前広場を抜けて玉藻公園前の信号へ。
#玉藻公園 の西門前は、ただいまツツジが満開。
さて、ここから中央通りを南へ。おじさんが言っていた「たまり」ってのはなんだろうなぁ…
大きなビルやマンションばかりで地上部分が自由につかえるのは #築港駅まえの芝生広場 くらい。
いっそ、このあたりにある物置のような駐車場のようなところをこ斜めに突っ切って、
#西日本放送 と #四国電力 に挟まれた道路から、門出橋とも常磐橋とも言われた、外堀と城下を結ぶ場所(壱番街ドーム)にでられるルートを取れば近いかも。
西成先生が、愛する松山市が好きだと言ってくれたんたが、松山も松山駅から商店街までには少しあったけれど、
駅前からいよてつに乗って市駅前で降りれば、すぐデパートだ、銀天街だと開けていたので、ことでんの駅の位置が微妙だと思っているのかもな。
でもな、このくらい歩こうじゃないか。
高松駅から壱番街ドーム下まで、どのルートで歩いても、#たったの10分 やないかい。
旅系youtuberが、高松駅に降り立って言うのは、意外に都会、意外になんでもある。でも、意外にうどん屋少ない(笑)
2024年04月21日
だれもが単身者となる社会
【単身者】
NHK日曜討論では、老齢化する単身者の問題について話しているが、
私も「壁の鏡とおひめさま」を書いたとき、1980年と2020年では、家族4人で暮らす世帯と単身者の割合が逆転していることに驚いた。
そのとき周りをみわたせば、単身者や単身者予備軍が圧倒的に多く、たとえ家族がいても、今は最後はひとりになるシステムなんだなと思った。
かくいう我が家も、全員が単身者としてくらしていた。母も、夫も、娘も、私も。
それに何の不自由もなく20年以上たったとき、母が倒れ、均衡は崩れる。
家族を見送り、一人暮らしとなった友人の孤独死に立ち会ったことも考えるきっかけだったかもしれない。
今は、るいまま組と茶室る庵になっている小さな小さなアパートを、母が経営していたのは戦後すぐから昭和55年までの30年ほどのことだが、
最初は若い夫婦、次は学生、最後は老人のための住まいとなっていた。
70歳を超えたひとたちは、アパートを探すのでも一苦労で、不動産屋さんからすがるように頼まれることもおおかったと言う。
だから、余分な家はいらないが自分が暮らす家だけは持っていないといけないと、よく話していた。
ただ、自分が家の後始末をするときが見えだしたとき、家土地がいかに重くのしかかるか。
日本の家族制度は、延々続く血族のバトンで、それを引き継ぐものは、優遇もされたが責任も重かった。
それは崩壊され、責任だけは残る。
いったいどのように生きるがいいのかしら?と思い悩むと歩みが止まってしまうので、とりあえず今日も歩く。
では、朝ご飯。
2024年04月21日
坂本龍一 夢十夜
【夢十夜】
坂本龍一は 漱石の「夢十夜」を舞台化しようとしていたのか…。
100年後 女は百合となって帰ってくる。
坂本龍一は夢十夜を読み、自分の身体がほかの生物の栄誉となり、ふたたびの生命となることを望んでいた。
るいまま組が「夢十夜」を舞台化したとき、私は何を考えて書いただろう。
あのときは、不思議な偶然が重なり、男と女は再び会えた。
もう一度読もうと書棚を漁ったが、本がない。
今は読むなということか…。
関西は、京都ロームシアターで 4/27、4/28
■坂本龍一×高谷史郎「TIME」
https://stage.parco.jp/program/time
坂本龍一が全曲を書き下ろし、高谷史郎(ダムタイプ)とコンセプトを考案、創作しました。
�2017年から約4年の製作期間を経て、2021年に坂本がこの年のアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演され、高い評価を得ました。�来春の日本初公演は、奇しくも坂本の逝去からちょうど一年後の命日にあたる2024年3月28日に東京・新国立劇場にて開幕します。��
観客は、暗闇の中、雨音だけが響く客席空間に足を踏み入れ、本作の鑑賞体験は始まります。水鏡のように舞台上に揺らぐ水面と、精緻な映像を写しだすスクリーン。「こんな夢を見た」の語りで始まる夏目漱石の「夢十夜」(第一夜)、「邯鄲」、「胡蝶の夢」―― 一連の物語と溶け合うテキストとともに紡がれる本作を包括するテーマは「時間」。田中泯、宮田まゆみ(笙)、石原淋のパフォーマンスと、サウンド/インスタレーション/ヴィジュアルアート。そのすべてが、光と水が交錯し幻出する、幾つもの「夢」とともに、劇場空間で融合します。
��衣裳デザインにソニア・パーク(ARTS&SCIENCE)、音響FOHエンジニアにZAKら、著名クリエイターも迎えた唯一無二のシアターピースが、遂に日本で初めて上演を迎えます。�
2024年04月21日
土曜日の茶室る庵 4/20記録
【土曜日の茶室る庵 4/20】
前半は、いずみちゃん、ふみえちゃんのお稽古。
ふみえちゃんは、6/15の #圓通寺回遊茶会 に向けての風炉のお稽古。
もうちゃんと覚えているので、悩んで止まらずスピードをすこし上げることを目標にやっております。
いずみちゃんは、自分で着物を着てみる。茶を点ててみる。着物を畳んでしまうまで。
茶会稽古でバタバタしているお姉さんたちに合わせて、割稽古なしで、いきなりお茶会用に組み立てた点前を稽古しておりますが、遅れずついてきてます。 若さだね♪
後半、漆芸家の 北山圭一 さんが稽古に来まして、6/29の まち歩きの最後にする野点のお稽古。
いろいろ削ぎ落としシンプルな点前にしましたので「これならいけます!」と、元気になりました(笑)
北山さんには、すべて自作のお道具で、お客様をおもてなししましょうと話しておりますので、お楽しみに。
最後は、北山さんが、いずみちゃんに後藤塗の歴史をいろいろお話。
お片付けして終了。みなさま、お疲れ様でした!
#まちかど漫遊帖2024春。どちらも、ご予約受付中!
■6/15 宇多津円通寺・回遊茶会「織部はバロックだ!」2024
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1340534.html
12:00 満席
14:30 残1
17:00 残3
■6/29 漆芸家・北山圭一と歩く「知る漆 感じる漆!」
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1340535.html
13:00 残2
・掛物
ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ
紀友則(33番)『古今集』春下・84
こんなに日の光がのどかに射している春の日に、なぜ桜の花は落ち着かなげに散っているのだろうか。
・菓子
森上屋 桜もち
山田屋まんじゅう
丹波篠山 小島商店 黒豆グラッセ
………………
4/20 腹ペコ晩ごはん
腹へった〜。
盆点前ガールズの稽古のとき、お菓子をいっぱいたべるのに、ご飯とは違うのよね(笑)
抗生物質・抗菌剤を使用しない若鶏の無投薬飼育の #秋川牧園 の とり餃子を買ってみたので、こんなときこそ出動!
からし菜ポン酢と一緒に食べる。
前半は、いずみちゃん、ふみえちゃんのお稽古。
ふみえちゃんは、6/15の #圓通寺回遊茶会 に向けての風炉のお稽古。
もうちゃんと覚えているので、悩んで止まらずスピードをすこし上げることを目標にやっております。
いずみちゃんは、自分で着物を着てみる。茶を点ててみる。着物を畳んでしまうまで。
茶会稽古でバタバタしているお姉さんたちに合わせて、割稽古なしで、いきなりお茶会用に組み立てた点前を稽古しておりますが、遅れずついてきてます。 若さだね♪
後半、漆芸家の 北山圭一 さんが稽古に来まして、6/29の まち歩きの最後にする野点のお稽古。
いろいろ削ぎ落としシンプルな点前にしましたので「これならいけます!」と、元気になりました(笑)
北山さんには、すべて自作のお道具で、お客様をおもてなししましょうと話しておりますので、お楽しみに。
最後は、北山さんが、いずみちゃんに後藤塗の歴史をいろいろお話。
お片付けして終了。みなさま、お疲れ様でした!
#まちかど漫遊帖2024春。どちらも、ご予約受付中!
■6/15 宇多津円通寺・回遊茶会「織部はバロックだ!」2024
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1340534.html
12:00 満席
14:30 残1
17:00 残3
■6/29 漆芸家・北山圭一と歩く「知る漆 感じる漆!」
https://manyuchoschedule.ashita-sanuki.jp/e1340535.html
13:00 残2
・掛物
ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ
紀友則(33番)『古今集』春下・84
こんなに日の光がのどかに射している春の日に、なぜ桜の花は落ち着かなげに散っているのだろうか。
・菓子
森上屋 桜もち
山田屋まんじゅう
丹波篠山 小島商店 黒豆グラッセ
………………
4/20 腹ペコ晩ごはん
腹へった〜。
盆点前ガールズの稽古のとき、お菓子をいっぱいたべるのに、ご飯とは違うのよね(笑)
抗生物質・抗菌剤を使用しない若鶏の無投薬飼育の #秋川牧園 の とり餃子を買ってみたので、こんなときこそ出動!
からし菜ポン酢と一緒に食べる。