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2024年07月01日

まわりをそこに寄せていく!



【なごみ】

電車を待ちながら、今月の「なごみ」を読む。

土井善晴さんのインタビュー記事が「茶が根っこにあるかないかは人間にとって大事なこと」と、仰々しいタイトルになっているけど、読めばなるほど。




「いくら良いとされている茶碗でも場違いなものは美しくない」は、

まさに。茶に限らずなんでもそう。

なので、場違いとされるなら、まずはそれをメインに、まわりをそこに寄せていく!と始めた織部はバロックだ!だったけど、

それはそれで面白かったよ。




  

2024年06月16日

圓通寺回遊茶会 「#織部はバロックだ!」6/15 記録

【無事終了!】

たくさんのお客様をお迎えし開催の運びとなった #圓通寺回遊茶会 「#織部はバロックだ!」

無事、全席終えることができました。ありがとうございました。

城ガールを主役に、織部はバロックだ!を書いてから3回めの公演で、とうとう織部は武将だけでなく茶人としても花開き、両翼そろうことになりました。

今回は、茶室る庵盆点前ガールズで稽古を続けている、ふみえさんも点前デビューをすることができ、

ふたりの晴れの姿を共に見届けてくださったみなさまには感謝しかありません。

私は、茶の湯の世界の端っこで小さく小さくヘンテコな活動しておりますが(笑)、ひとつひとつの茶会に対する思いは強く、「#茶は楽しい」という思い出をお持ち帰りいただけば、それだけでしあわせ。

詳しいレポートは別に書いていきますが、まずは #ご来場の皆さま、多大なるご協力をいただいた #圓通寺 さん、そして、毎回工夫をこらしたお料理を作ってくださる #料亭公楽 さん、令和水無月を生み出してくれた #ソイチェリアナナ さんに感謝の思いを。

ありがとうございました。





■リハーサル風景
予定調和はあきませんと言われるけれど、最後の最後までしつこく合わせて本番を迎えるが るいまま組。

本番は魔物、なにが起きるかわかりませんから、とにかくやるだけやって、それでも負けたら致し方なし。

準備を怠った敗戦は悔しか残らないしさ。

笑って終わるために、笑って稽古を乗り越える。














■音楽と言葉「織部はバロックだ」本番
役者はもちろん演奏家も役を振り当てられる 音楽と言葉。音楽は芝居のセリフであり舞台装置でもあり、お客様の頭のなかに見えない風景を想像させる魔法でもございます。

緊張で胃がいたい、腰がいたいといっていた城ガール織部も本番ではふりきった模様。楽しげな表情を写してくださってありがとう。

トロンボーンを吹くちびっ子バサラ大名奈美ちゃん、袴を踏まなくてよかったよ。

母のように後ろから支えるピアニストくりす。今回は、ピアノから離れて演じる場面がなく、ファンに残念がられる。

この日は、古田織部を偲ぶ茶会でもありましたので、るいままの衣装も、ややおさえてます(笑)













■茶室 素心庵

ソイチェリアナナちゃんの令和水無月。

最初から銘々皿でお出しすればいいのに、織部焼の大皿を使いたいという、るいままのわがままにより、お客様は、お菓子がツルツル滑って大変。

でも、そのおかげで、みなさん笑ってくださり、最初からなごやか。

茶室だけエアコン無しなので、必ず30分で終わらせないと熱中症になってしまうと心配しておりましたが、普段からお着物を着ているみなさんは、こんなときこそ着たいじゃないですかと、サラリと言ってくださり、ありがたや。

高価な道具や立派な道具はひとつもありませんが思いのこもる茶碗はあります。

この日のためにと作ってくれたchumさんのお茶碗や、古田織部を啓蒙する北山さんのお茶碗が茶席の話題を広げてくれました。ありがとう。

盆点前ガールズには、なるべく軽い着物を準備して、襟も抜き目に着付けましたが、火の前のお点前はやっぱり暑い。よく、頑張りました。


















お料理 宇多津 料亭公楽



お菓子 ソイチェリア ナナ「令和水無月」



茶碗 陶芸家 chum/漆芸家 北山圭一
竹籠 岡田茂久



画 「千利休」 童銅啓純




【素心庵の利休さん】

今日親聞獅子吼
他時定作鳳凰児
「こんにちしたしくししくをきく
たじさだめてほうおうのじとならん」

「いつの日にか、弟子達が鳳凰のように、自分を超え大成することを期待している」という意味。






■間もなく開演! 楽屋裏。

積み上げられる 楽屋のお菓子とまかない。12時間の長丁場。ひもじい思いは芸を小さくする。
食っとけ食っとけ




受付 洋子&いずみ














■常にやる気満々!(笑)

しんどいときこそ笑っとけ! 昭和の学生会育ちの私の無理無理にも、ついてきてくれる るいまま組、盆点前ガールズ。ありがとうね。

1日に舞台本番3席、茶席亭主6席、着付け4人。

やややり過ぎ感がありますが、たぶん同世代の京都のお茶人 #太田達 さんの活躍をみていると、私なんぞはまだまだ甘い(笑)









  

2024年06月14日

圓通寺回遊茶会 準備完了!



【準備完了!】

城ガールと公楽女将と一緒に、明日の #圓通寺回遊茶会「#織部はバロックだ!」の客殿と和室の会場準備と、茶室素心庵の備品追加と設えの仕上げ。



この時期ゆえ、梅雨の設えもできますが、晴れ女は雨を降らすのは苦手なんで、明日はくどいくらい織部でいきます(笑)




一段落ついたところで、女将が差し入れてくれたお弁当をたべ、童銅住職が庭の掃除をしてくれている横で、るいまま&城ガール 最後のこそ練(笑)




童銅さんが、今日の京都は37度だったらしいよと言い、「ひー、さすが京都。明日の宇多津は何度になるやろか?」と言いながら解散。

予報では、明日の宇多津は27度 快晴。

  

2024年06月14日

圓通寺立礼卓できました



【#圓通寺立礼卓】

圓通寺の副住職さんにお願いしていた #立礼卓 ができあがりました。

私の落書きみたいな「こんなんほしい図」の何倍も上をいく立礼卓で、

#折りたたみ式 でコンパクトになり、テーブル的に少しせり出しているので、茶を点てる亭主とお客様3人くらいが語らえるなど、これからの #圓通寺素心庵盆点前クラブ にも活躍します。

まずは、明日の圓通寺回遊茶会「#織部はバロックだ!」で城ガールが織部として、ここで茶を点てます。

#十河氏の殿 から立派な #黒楽(9代了入)を貸し出されてきており、城ガールのデビューは、なかなか華やかですぞ。









  
Posted by るいまま at 18:55Comments(0)宇多津■茶室る庵 織部

2024年06月13日

まだまだ 諦めない 織部



【織部茶会】

最後の最後まで諦めたくなくて、昨日、この子(ぐい呑)の蓋となるものを探しておりましたら、

#原ヲビヤ園のお母さん が自分で微調整してサイズを合わせたという急須の蓋をみせてくれまして、

帰ってきて、上野くんの急須の蓋を載せましたら… 写真の通り。






茶杓を茶入の上に置かない盆点前ガールズの点前には問題なし。平点前の阪根さんは、盆点前ガールズと熟練度が違うので、きっと大丈夫。




問題は、すぐ足りない足りないという盆点前ガールズの不安な心。足りますよ、7服くらい。

…とおもうけど、金曜日に7服点ててみて難しければ考える。変え棗とかさ(笑)



  

2024年06月12日

蔵カフェ公楽でランチ



【蔵カフェ公楽】

織部はバロックだ!のリハーサルあとは、宇多津 #蔵カフェこうらく で料亭からのおすそわけランチ。





大束川から流れる風が涼しい! 宇多津古街は、お寺や木造の建物が多いせいか、街が焼きついたようにならず、過ごしよいまち。






おすそ分けランチを、隅から隅まで美味しくいただき、公楽女将に先日の京都の話をするする。やはり、志村ふくみさんのこと知ってた!(嬉)

#料亭公楽 さんには、6/15 圓通寺回遊茶会「織部はバロックだ!」のお食事をお願いしております。毎回、趣向を凝らした小腹を満たすお料理に感謝。みなさんもお楽しみに!

お食事席は、圓通寺盆点前くらぶの、女将と美里さんが担当。

#素心庵の茶席 は、茶室る庵 盆点前ガールズ 阪根さん、涼子ちゃん、ふみえさんが担当。

全員体制で挑みます。

最後の写真は、リハがおわり、ご飯もたべ、ハイテンションで踊りだすトロンボーン奏者とピアニスト(笑)








  

2024年06月12日

織部班 最後のリハーサル。



【織部はバロックだ!】

今週末6/15、圓通寺回遊茶会「#織部はバロックだ!」いよいよ本番。

昨日は、織部班 最後のリハーサル。








圓通寺の童銅さんにおねがいしていた利休図ができておりました。

みんなの想像の上をいく利休さまでした!






圓通寺盆点前くらぶオカダカチョーの籠の花入れも出来上がり、客殿の織部チームの意気も上がっております。





リハーサル終了後、宇多津の産直で買った、坂出 #アマンデ のアップルパイと城ガールの水無月でアフターティー。





今日も、くりすがお菓子BOX作ってきてくれてました。マイクはないけどさ(笑) マイクの意味は、壁の鏡とおひめさまを観たオーロラ姫ファンにはわかるはず。



では、蔵カフェ公楽に移動します〜




  

2024年06月08日

織部×バサラ



【織部×バサラ】

城ガールが新しい水無月(甘納豆版、黒豆版)を作ってきてくれたので、バサラ奈美ちゃんを呼んで試食。ついでに衣装合わせ。

城ガールは烏帽子を被ると何度も鴨居で頭を打つと話すと、自分も烏帽子をかぶるので気をつけなきゃという奈美ちゃんに「大丈夫よ」と言うと、そんなことはない!と言うので写真撮影してみました(笑)

大丈夫でしょ?(笑)

圓通寺回遊茶会「#織部はバロックだ!」本番まで1週間となりました。



鴨居大丈夫でしょ?


手懐けられ中(笑)


織部 切り分け中


黒豆版 甘納豆版


織部







  

2024年06月07日

「稽古」と「レッスン」は違う


【稽古】

稽古は、その時間だけのことではなく、見えないところの時間が大事だ。こそ練こそが稽古に生きる。

落語塾をるいまま組事務所でやっていた頃、枝鶴師匠が、自分でくってきてない子(自主練してない)に、「今日はやめとこ」とピシャリと言って稽古をつけるのをやめた姿をみて、さすがのもんだと思った。

素人ばっかりでおさらいするのも師匠はヨシとしなかった。初心者が上手い上手いと言い合うより、自分に向かいあって自主練し、師匠のところに持ってこいという意味だと、私は思った。

能楽師の安田登さんは、

「「稽古」と「レッスン」は違います。日本の稽古は基本は「否定」です。「こうすればいい」というのは(僕は)教えません。だって、ひとりひとり違うわけですから、その人にあった「正解」なんて教えられない。しかし、違うところはわかる。だから否定し、浮き出るのを俟つ。」

と言う。

結局のところ、それがみつけられないまま何度やっても、伸びてはこない。

とはいえ、何の目標もないままで、自分を律してひとり精進せよと言われても、なかなか出来ないものだ。

本番は、そのためにある。上手上手と言われるよりも、できぬ自分に凹むくらい向き合いやりきったほうが、本番でたとえ何かがおこったとしても清々しい。

と、自撮りする猫と話す。






  
Posted by るいまま at 23:35Comments(0)■猫 かん■茶室る庵 織部

2024年06月06日

城ガールの水無月がやってきた



【水無月】

#城ガールの水無月 が届いたので、軽く織部のお稽古をして一服。

先日の圓通寺素心庵のお稽古のとき涼子ちゃんが #ういろう をもってきてくれて、ういろうと言えば水無月だねと話したら、

早速、ちゃんと水無月にしてもってきてくれるあたりが、城ガールの器用さ。今回は茹で小豆を使ったけど、甘納豆ですると見た目がすっきりするかもとのこと。

ういろうは、思うよりシンプルだったよのことなんで、違った形にも利用できますな。

亥の子餅、水饅頭、おはぎ、焼き菓子各種。そして、水無月。城ガールのレベルが、また上がりましたぞ。

今宵は、十河の殿のところで会合ってことで、ただいま登城いたしました(笑)

ごちそうさま。