2008年05月31日
2008年05月31日
魂の響き(踊正太郎)
昨日の最後のブログで、ご心配をおかけしていたようです。申し訳ない。
雨の日は、左の胸から肩にかけて傷みます。そんな日は、ずんっと重い感覚を「雨のやつめ!」と思いながら過ごすのですが、
失われた1/6で全てのガン細胞がなくなったわけではないのだという現実も突きつけられるわけです。
でも、大丈夫、わたしは元気です。
**************************
さて、夕べの「踊正太郎 津軽三味線ライブ」

朝、牟礼の天弘房江さんから電話。
「るいままにどうしても聞いて欲しい、津軽三味線があるんです!」
とのことで、
「急ですが、今夜8時 スローステップのライブにこられませんか?」とのお誘い。
天弘さんは、2005年のむれ石あかり月あかりライブに、当時天弘さんのお弟子さんだった弘然くんのステージに一緒にでていただいたこともある香川を代表する太棹三味線奏者。

石のまちに育った自分には、石打つ音こそが原点!と、あじ石を打つ音をいれながらの即興曲を演奏してくださったのが印象的でした。
その後、いろんなイベントで演奏されるのを見てはいたんですが、お互いにゆっくりご挨拶する時間もないまま3年。
こうしてお電話頂くと言うことは、よほどのことなんだろうと思い、では、スケジュールをなんとかして参りますとお返事。
9月6日、石あかり月あかりライブでデビューする「姫トリオ」のうち合わせ兼稽古が7時間にわたり、ぎりぎりでスローステップに到着。
天弘さんが、「ほんとに、ちゃんとご挨拶できないままで」と恐縮してくださるので、いえいえ私の方こそと、また恐縮。
とにもかくにもライブを聞きましょうとなって座る。
■津軽おはら節
■十三湖(じゅうさんこ)のほとり
■調弦
■津軽じょんがら節
■大きなのっぽの古時計
■津軽の四季
■涙そうそう&大きなのっぽの古時計 セッション

■希望
真ちゃんの死のことは、ブログに書かずにいようと思っていました。
けれど、この日の思いを書き留めようと心が動き、夕べ、最後に書いた訳です。
生きて行くことは厳しい。
でも、こうして、いろんな形で懸命に人生を作り上げる命がある。
そのメッセージを、決して無駄にしてはいけない。
*****************
■踊正太郎オフィシャルサイト http://yoshotaro.net/
■スローステップ http://music.geocities.jp/cafe_slowstep/
〒760-0050 高松市亀井町9-8 大塚ビル1F
琴電「瓦町駅」から徒歩5分
******************
『生きたい!!僕の履歴書』
著者:池田真一
出版社:リーブル出版
定価:1,300円(税込)
この本のるいままの感想はこちら
雨の日は、左の胸から肩にかけて傷みます。そんな日は、ずんっと重い感覚を「雨のやつめ!」と思いながら過ごすのですが、
失われた1/6で全てのガン細胞がなくなったわけではないのだという現実も突きつけられるわけです。
でも、大丈夫、わたしは元気です。
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さて、夕べの「踊正太郎 津軽三味線ライブ」

朝、牟礼の天弘房江さんから電話。
「るいままにどうしても聞いて欲しい、津軽三味線があるんです!」
とのことで、
「急ですが、今夜8時 スローステップのライブにこられませんか?」とのお誘い。
天弘さんは、2005年のむれ石あかり月あかりライブに、当時天弘さんのお弟子さんだった弘然くんのステージに一緒にでていただいたこともある香川を代表する太棹三味線奏者。

石のまちに育った自分には、石打つ音こそが原点!と、あじ石を打つ音をいれながらの即興曲を演奏してくださったのが印象的でした。
その後、いろんなイベントで演奏されるのを見てはいたんですが、お互いにゆっくりご挨拶する時間もないまま3年。
こうしてお電話頂くと言うことは、よほどのことなんだろうと思い、では、スケジュールをなんとかして参りますとお返事。
9月6日、石あかり月あかりライブでデビューする「姫トリオ」のうち合わせ兼稽古が7時間にわたり、ぎりぎりでスローステップに到着。
天弘さんが、「ほんとに、ちゃんとご挨拶できないままで」と恐縮してくださるので、いえいえ私の方こそと、また恐縮。
とにもかくにもライブを聞きましょうとなって座る。
■津軽おはら節
まず、踊くんの「さぬき」をイメージした即興曲ではじまり、津軽三大民謡のひとつ「津軽おはら節」
リズミックな、ノリのいい曲で、思わず体が動きそうに
■十三湖(じゅうさんこ)のほとり
青森にある十三湖はシジミで有名ですが、昔、大きな津波にによって村を根こそぎもっていかれ、ずいぶんな被害にあい苦しんだ土地でもあります。
そのとき、「十三(とさ)の砂山米ならよかろ」と歌われ、その様子を現した曲
哀愁のあるメロディーはずしりと心を打ちますが、北国の人たちの強さも表現しているように感じました。
■調弦
十三湖を弾いたあと、あの弦楽器特有の調弦。弦楽器の調弦風景というのは、どうして、こうも格好いいんでしょうか?
それだけで、ひとつの音楽のようです。
特に太棹三味線は、調弦して弦が共鳴し合うまでのところの微妙な加減がおもしろいですね。
■津軽じょんがら節
じょんがら節にも、古いモノから新しいモノまであって、昨日は大正中期から昭和のはじめに演奏された「旧節」を歌入りで。
昔は、角づけといって一軒一軒家をまわり歌って発展してきた津軽三味線は、歌詞にも大きな意味を持つようです。
■大きなのっぽの古時計
踊くんの説明によると、
「津軽三味線は「打楽器」であり、フレットレスゆえに、いろんな音を自在にだせる「弦楽器」でもある」 とのこと。
だから、和音階だけでなく、洋音階も当然弾けるわけなんだけれど
今までにも、津軽三味線を洋楽器と合わせるのは地方でもきくことがあったんですが、何となく、無理を感じてしまうこともあって、私的には、あんまり・・・だったんです。
なので
踊くんが「大きなのっぽの古時計」をゆっくり弾き始めたときも、普通に「三味線」の古時計として聴いていました。
ところが、早弾きになったあたりから、ロックですわ!(笑)
■津軽の四季
踊くんは全盲の津軽三味線奏者です。
ここまでの音を聴いて、その濁りのなさに感動しておりました。
私も軽く難聴ではありますが、それでも一応五感は揃っています。
しかし、五感が全て働くということは、結果的に、全てがあいまいになってしまうということかもしれません。
あいまいでないという表現をすると、つまらないものと言われそうですが、踊くんの音は、ビシッ ビシッと入るからこそ、自在に変幻できるという感じです。
あいまいを表現するときこそ、その根底のところには、きっちりとした足下がなければいかんのだなと。それが鋭い感性につながるんだなと感じます。
「津軽の四季」は、そんな鋭い感性をもった踊くんが、15年前に作ったオリジナル。
現在31歳の彼ですから、高校生のころの感受性によってまとめられたものです。
瀬戸内の海で育った私にはない、硬質の季節感が一本ながれ、遠くから聞こえる風の音が、だんだんに近づいてくるようなダイナミックな音楽でした。
■涙そうそう&大きなのっぽの古時計 セッション

踊くんの前に演奏していた、ギターとウクレレの「もんきちさんとたかさん」が加わってのセッションということになり、特別なうち合わせもなくはじまりました。
最初の曲の「涙そうそう」は、キーを合わせたりしつつ、お互いの様子見ってかんじでしたが、
「大きなのっぽの古時計」は、相当 ええ感じでございましたよ!
■希望
そして、最後の曲は、踊くんが一昨年作曲した「希望」
実は、昨日のブログにも書いたように、私は、その日「31歳の若い命が旅立った」ことを朝一番のメールで知らされました。
「さぁ、これから、一緒にいろんなことやっていこうぜ!」と気持ちをあげてきているときの、突然の訃報に、言葉を失ってしまいました。
でも、踊くんの、この曲を聴きながら、全ては繋がっている。
決して、ここで消えてしまうのではない!
と、思えたのです。
一緒に聴いていた天弘さんに、「踊くんは、いくつですか?」ときくと、「31歳です」と言われ、
この日、彼の魂の響きを聴けたことは、決して偶然ではないのではないかと、思えたのです。
真ちゃんの死のことは、ブログに書かずにいようと思っていました。
けれど、この日の思いを書き留めようと心が動き、夕べ、最後に書いた訳です。
生きて行くことは厳しい。
でも、こうして、いろんな形で懸命に人生を作り上げる命がある。
そのメッセージを、決して無駄にしてはいけない。
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■踊正太郎オフィシャルサイト http://yoshotaro.net/
■スローステップ http://music.geocities.jp/cafe_slowstep/
〒760-0050 高松市亀井町9-8 大塚ビル1F
琴電「瓦町駅」から徒歩5分
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『生きたい!!僕の履歴書』
著者:池田真一
出版社:リーブル出版
定価:1,300円(税込)
この本のるいままの感想はこちら
2008年05月30日
明日へ
今朝一番のメールに、私はすぐに返事をかけなかった。
なにかお返ししなければと言葉をならべるのだけれど、どんな言葉をしても、自分の思いをまとめることができなかった。
今日は、いろんな人と会わなくてはいけない日で、いろんなことを考えなくてよいように時間がまわっていた。
私は弱虫なので、いろんなことを考え出すとダメになることを、たぶん誰か知っていたのだ。
先ほど、事務所にたどり着き、朝のメールをもう一度みた。
もう一度、彼のホームページをみた。
もう一度、本をとり開いた。
141頁だった。
「二人で幸せを掴みたい!」
6月になって、仕事が一段落したら、きっと会いにいくからと由佳ちゃんに話していた。
私にできることは、全力でやるからと話していた。
でも
なんにもできなかったじゃないか。
冗談いって笑わせてあげることも
手を握って「元気ださんかい!」とはっぱかけることも
なんにもできなかったじゃないか。
私はなんにもできなかったのに、彼は私にメッセージを残した。
ちゃんと病と向かい合わなくてはダメだ。
ちゃんと生き抜かなくてはダメだ。
こんなに遠いところにいる私にまで、彼は全力でメッセージを残した。
今日、一番最後に聞いた音楽は、全盲の津軽三味線奏者 踊正太郎君の弾く「希望」という曲だった。
彼も31歳だった・・・
**********************
書き忘れている
書き忘れている
私は、逞しい精神に出逢うことで、再び自分に問いかける時間をもてたことに、どれほど感謝しているか
彼を取りまく人々のまっすぐな思いに どれほど心うたれか
ほんとに ありがとう。
なにかお返ししなければと言葉をならべるのだけれど、どんな言葉をしても、自分の思いをまとめることができなかった。
今日は、いろんな人と会わなくてはいけない日で、いろんなことを考えなくてよいように時間がまわっていた。
私は弱虫なので、いろんなことを考え出すとダメになることを、たぶん誰か知っていたのだ。
先ほど、事務所にたどり着き、朝のメールをもう一度みた。
もう一度、彼のホームページをみた。
もう一度、本をとり開いた。
141頁だった。
「二人で幸せを掴みたい!」
6月になって、仕事が一段落したら、きっと会いにいくからと由佳ちゃんに話していた。
私にできることは、全力でやるからと話していた。
でも
なんにもできなかったじゃないか。
冗談いって笑わせてあげることも
手を握って「元気ださんかい!」とはっぱかけることも
なんにもできなかったじゃないか。
私はなんにもできなかったのに、彼は私にメッセージを残した。
ちゃんと病と向かい合わなくてはダメだ。
ちゃんと生き抜かなくてはダメだ。
こんなに遠いところにいる私にまで、彼は全力でメッセージを残した。
今日、一番最後に聞いた音楽は、全盲の津軽三味線奏者 踊正太郎君の弾く「希望」という曲だった。
彼も31歳だった・・・
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書き忘れている
書き忘れている
私は、逞しい精神に出逢うことで、再び自分に問いかける時間をもてたことに、どれほど感謝しているか
彼を取りまく人々のまっすぐな思いに どれほど心うたれか
ほんとに ありがとう。
タグ :るいまま
2008年05月30日
2008年05月30日
2008年05月30日
姫トリオ稽古


慶子ちゃんと姫とるいままで組む
姫トリオ
9月のデビューにむけて稽古がはじまりました!
お昼すぎ、女神リンダがアイスクリームとやってきた(^-^)/
ども ありがとうです
で、11時から6時まで みっしり(笑)やりまして
昭和ぎっしりプログラムできました
むっちゃ ええ感じですわ
2008年05月30日
2008年05月30日
ってことだ(w
さて、秀からも たみ家からも、結局買った靴はどれだ?
というご質問を頂いておりましたので、
我が家にやってきた
「インターナショナル感を持ち、洗練されたスタイリングを目指す働く女性」のために作られた
BODY DRESSINGさまの靴は、こちらです。

むっちゃ、働くのを拒否したような靴ですけどな(笑)
というご質問を頂いておりましたので、
我が家にやってきた
「インターナショナル感を持ち、洗練されたスタイリングを目指す働く女性」のために作られた
BODY DRESSINGさまの靴は、こちらです。

むっちゃ、働くのを拒否したような靴ですけどな(笑)
2008年05月30日
初めての・・・

いやぁ、眠いっすね。
明け方のこと、るぅじぃ 突然の反乱。
ビアノのうえから、布団の中の私の胸あたりに向かってダイビング。
ううううっ な、なんですか!
私が起きるのを確認したあとも力を緩めない るぅじぃ。
踵をかむ、ジャンプして頭つきする。
ううううっ だから、なんですか!
あっ・・・・
人も猫も、腹立ちを納めるにはメシだ!と、起きあがっていくと、
るぅじぃの大好きな「サイエンスダイエット」(猫エサ)が・・・・ない。
そういえば、昨日、食事をあげながら 「るぅじぃ、これで最後だから、帰りに買ってくるよ」と言ったような。
「てめ~は、自分だけ腹一杯になって帰ってきて寝やがって!!」
るぃじぃの、怒りにみちた目に追い出されるように、早朝から猫エサを探す旅に。
マンション飼いの猫ちゃんは運動量が少ないから、きちんと健康管理をしてやらないと、太りすぎていろんな病気をよぶよ
「ほんとに猫ちゃんのことを考えるなら、太らさないことです」と、
11年前、愛護協会の里親さがしで、るぅじぃに出逢ったとき、獣医さんから指導をうけたので、ずっとサイエンスダイエットを食べていただいておるわけですが
そのおかげか、病気になることもなく、太ることもなく、11年間、エサ代以外にかかったこともない るぅじぃを見ていると、
自分の雑食性、過食性が、いかに不健康であるか突きつけられるような毎日です。(ため息)
ところが、このサイエンスダイエットっていうエサが、どこでもここでも売ってるわけではなくて、気がつけば買っておくようにはしてるんだけど、切れてしまったわけですな。
コンビニには、当然売ってなくて、かといって一番近所のDIKEのペットショップも、yumetownもサティもまだあいてなく、
かといって、手ぶらで帰ったら、るぅじぃに家に入れてもらえそうになく、仕方ないので「猫缶」買ってみました。
果たして・・・
るぅじぃ11歳、初めてのモンプチを頂き中。 最初はいぶかっておりましたが、ひとたび口にいれたとたん、ガツガツガツ。

※冒頭の写真は、モンプチで腹をみたし、人の膝の上で満足げな るぃじぃ11歳「初めての猫缶」の図。
なんか、るぅじぃさまシーチキンみたいな匂いなんですが。
2008年05月29日
ふぅしんど

漫遊帖 夜のコースの構築について ホテル旅館業組合さんと打ち合わせ
いろいろ お話をきく
お話を聞いてるうちに、頭の中であれこれ案がうかび
事務所に戻ったら別の仕事があるので
メモしながら言葉を固めていく
おもしろくなりそう
そのあと、別プロジェクトの打ち合わせ
こちらについても 最初はあまりわからなかったけど お話聞いているうちに
おもろいやん
と元気がでて
言わんでもええのに 提案してしまう(笑)
気になるのは某所の担当さんが、いまいち元気がないこと
お疲れであっても、こんなときは熱く語ろうぜ!
寝てないのは私も一緒だ!
結構、しんどいで、私も。
けど、まちを売り出すときは、精一杯本気でまちと恋愛するわ
次、おめにかかったとき、またお疲れだと、私、ちゃぶ台ひっくり返すかもしれませんわw
そのあと、頭の痛い漫遊帖の予算の話
他の県は なんで あんなに観光に予算かけられるんだろうね
朝10時から 飲まず食わずで しゃべりまくったので
ひとりになったとたん フラフラ
とりあえず なんか食べよう
( ´ー`)
タグ :るいまま