2024年11月26日
陽明文庫のこと
【陽明文庫】

#陽明文庫 は、#藤原氏五摂家 のひとつ #近衛家の御蔵を継承した機関。平安時代からの歴史資料の宝庫ながら、
ひとりでふらりと出かけて見られるものではなく、
毎年3月から5月と9月から11月、20名以上の団体で事前申込をしたひとにだけ、書庫にある展示室での展示や、数寄屋造りで建てられた虎山荘を見学できる。
てなわけで、こちらも、こうして市井におりてきたときに観ておかねば、なかなかチャンスはない。
と思っていたら、弘道館でお隣になった先生も、今日見ておかねばと思って、弘道館に来る前にみてきたのよと言われていた。
なんたって、大河ドラマ「#光る君へ」に合わせ、藤原道長自筆の「#御堂関白記」や鎌倉時代に書写された「#源氏物語」など、いまみておきたいものが来ておりましたから。
ドラマでは道長がとうとう出家しましたが、藤原道長邸というか源倫子邸の土御門殿に、出家後御堂を建てたので御堂関白記 となったようですな。
20代の道長は細かく記録してますが、50代になると文字も大きく記録もときどき。糖尿病による体調不良と視力低下が道長を蝕んでいったのがわかります。

源氏物語は写本とはいえ、写したひとが三条西実隆、後柏原院、近衛基熙で、経年劣化はあっても、写した当時の金銀の箔や砂子の装飾はみてとれます。


京都は、通り一遍の観光だとすぐ飽きるけど(それはどこでもだけど)、美術館、博物館、茶会は、果てないな。
やっぱり1000年の栄華なる歴史はほかでは追随できんな。
…………
ついでに書くけど、室町時代って 室町通りからきてたの知ってた?
まちの名前が時代になったのは室町時代が初めてらしいよ。
…って思い出しながら、昨日も室町を歩いた(笑)
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