2009年12月17日
和で奏でる魅惑の調べ(コンサート)

いやぁ、昨日の狩野泰一さんと・三好慶子ちゃんと・関琢也さんのコンサートはよかったな。
今年は邦楽イヤーで、
踊正太郎くんに、石あかり月あかりライブにでていただき、
浅野祥くんには、コンサートでご一緒させていただいたご縁で、
11月の「和ごころ夢中きもの熱」で音楽をつかわせていただき
天弘房江さんに、「るいまま、吉田兄弟は聴いておかな~」と津軽三味線の吉田兄弟のコンサートにいったり。
昔は「邦楽」っていうだけでアレルギー気味だったのに、このところ「むちゃくちゃ邦楽楽しいです」と、
コンサートのあと音響の太田さんと話していて気付いたのは、

今日のコンサートの中で、三好慶子ちゃんの箏の曲に、フリーに篠笛ではいってきてセッションする
狩野さんの言葉にあった
「常に柔軟に、相手の邪魔にならないように、心の赴くままに演奏します」
これが全てではないかと。
そして、邦楽の演奏家といっても、洋楽とコラボレーションするためには、ポップスもジャズも理解して
リズムも、和洋両方がわかっていないとできないわけで
コラボレーションをしようとすればするほど、演奏者の洋楽に対する力量が問われ、
それをクリアできる方が増えることで、邦楽のファン層も変化してきたのではないか

今日の、箏・三好慶子・尺八・関琢也の「彩春」(曲:水野利彦)は、まさに現代音楽。
不思議な和音が続き、旧態依然とした箏では絶対聴けないであろう奏法で
三好慶子ちゃんの、体中で表現する箏に、ぞくぞくぞくっと鳥肌がたつような感動。
久々にきく関さんの尺八も、踊っていましたねぇ。

慶子ちゃん・狩野さんのステージでは
「リハーサルのときは、いろんな風にしてみたんだけど、やっぱり息の音がいいかなと、何もしなかった」
と、さらりと話す狩野さんの余裕に「すげっ」と。
少々できると、これでもかこれでもかとやってしまうのが人の常
けれど、本来は、ええ頃合いっていうのを見つけられてのプロ。
狩野さんは「鼓童」にいらっしゃたころ、アメリカ・ドイツ・フランスなど海外公演も多かったようですが
今は、佐渡島に暮らしながら「篠笛」の研鑽を重ねているようで
佐渡に移ってから、綺麗な海で見ずと戯れているうちに泳げるようになった話や
落ちてきそうな星の群を見た話や、自然な食事により自分自身の体に問いかけるなど、
大きな決めごとさえあれば、フリーに歌え、語れる、土地土地の音楽からはじまった民謡や
古来の伝統をふまえた能楽や
洋楽とのコラボレーションなど
一口に邦楽のコンサートといっても幅広く、少しも飽きることないプログラムと
演奏者の雰囲気で演奏するのではなく、きちんと修行を重ねた力量と
拍手の位置さえ窮屈に決められたコンサートにはない自由さに
ますますのめりこみそうですわ!
三好慶子ちゃんのお衣装。
今日は反響板も兼ねた、スケルトンの台だったので裾までみえて 美しゅうございました。
ステージは、やっぱりお衣装大事よね!!
Posted by るいまま at 10:54│Comments(0)
│■音楽
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。