2022年05月09日
志度 江ノ口から江尻の怪魚
【江ノ口から江尻の怪魚】
志度門前町にある #地蔵寺 に残る怪魚伝説。


簡単にまとめると
「#景行天皇 の頃(西暦100年頃)、土佐の海に棲んでいた怪魚が瀬戸内海に入り込み、航行する船を襲い、時には海岸にまで押し寄せて人に危害をおよぼす。
天皇は #日本武尊(ヤマトタケル)の子 #霊子 に怪魚の討伐を命じ、霊子は500隻の軍船と千数百人の兵士を率いて、怪魚退治のため讃岐に渡ったが、志度浦で船と霊子と兵士は怪魚に呑み込まれてしまう。
陸の軍兵も毒気に当てられて息絶えてしまったが、霊子が怪魚の体内で軍船に火を付けたことで怪魚は息絶え、霊子は怪魚の腹を切り開き、志度浦に辿り着き、水稲の水を献上し、これを息絶えた兵士たちに飲ませると兵士は忽ち蘇生する。
その後、霊子は讃岐の国司となり、里人から #讃留霊王(サルレオウ)と呼ばれるようになった。
怪魚の祟りを封じるため地蔵菩薩を安置したのが、地蔵寺の境内にある地蔵堂と伝えられている」
その話はとても有名なので、よく知られているが、
地蔵寺のあたりを「#江ノ口」とよび、怪魚は坂出の「#江尻」まで達する大きさだった。軍船をも飲み込む怪魚ったって30kmって、どれだけ大きいんだって話で盛り上がったんだが、
はてさて、誰にきいたんだっけ?(笑)


■地蔵寺は、志度寺を建立した凡園子(おおしそのこ)尼により飛鳥時代に創建されたとされる由緒あるお寺。文殊菩薩がまつられる。
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