2021年04月20日
甲冑師のこと。
ANAのグローバルチャンネルで 甲冑師のことを見る。

https://m.youtube.com/watch?v=p7CRFwS3m_k&feature=share#dialog
【甲冑師】
甲冑師は、日本に5〜6にしかいない。甲冑作りに設計図はなく、参考品(古来のもの)をみつつ長年のうちに培った感覚でつくる。
伝統的な鎧兜の修理で1年、兜だけでも1ヶ月以上かかり、新しく作るためには3年から5年かかる。
小札(こざね)と呼ばれる、丑の革を乾燥し板にしたものを1枚1枚重ね、絹糸で出来た縅(おどし)で繋ぐ。絹糸は300メートルも使う。
パーツが多いので、とにかく根気よく、妥協せず貫けと師匠から言われた。
弟子になりたいひとは、何人かいたが続かず、もう面倒だから弟子は取らないときめていたが、アメリカで30年来鎧の研究をしていたアンディが現れ、熱心に頼まれ弟子入り。
師匠も弟子も頑固でなくてはならないとアンディは言う。
最後に、お客様のよろこぶものが作れないと駄目と言われ、ただ漫然伝統を繋ぐだけではない、プロの気概を感じる。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。