2021年02月17日
茶室る庵 おひなさまと桃花笑春風
【おひなさまと桃花笑春風】

いま、茶室る庵はまたまた改装前の大掃除中なんだが、
木曜日の茶室る庵と、週末の海陽町との配信まえに飾ろうと思い立ち、お内裏さんだけ母屋から運んできた。
おひなさまは、全部かざったほうが楽しいに違いないのだけど、片付けるときを思うとね。
ほかの皆さまはしばし箱のなかでお待ちください(笑)
いつもは簡単な張子人形のおひなさまを飾っていたので、この子たちが登場するのは20年ぶり以上。娘社長が生まれたときに父に買ってもらったもので、しもぶくれの幼顔が娘にそっくり(今も 笑)

茶室る庵をとりまくみなさんが、この子たちを見て、みんなしあわせになりますように。

軸は、「桃花笑春風」
美しい言葉がならび、この時期にかけるにはぴったりながら、禅の世界では無常をいうのだとか。
しあわせの時は一瞬なれど、そのときをしっかり生きなくてはね。
去年今日此門中
人面桃花相映紅
人面不知何処去
桃花依旧笑春風
去年の今日、
この門の中で美しい少女に出会った。
桃の花の紅が頬に映って美しい。
今年、少女はどこに行っただろうか。
桃の花は去年と同じく
春風を受けて美しく咲きほころんでいる。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。