2009年05月07日
小夏をふたつ




昨日の坂出ロケハンで出逢いました 寿町の「一閑張屋」さん。
この建物は明治の始めに、本宅の離れとして建ったもので、リフォームはされているものの当時の部分や、昭和のはじめの雰囲気も感じます。
ここが一閑張屋さんになったのは50年ほど前。
一閑張りに使われる「本渋」は、漢方薬にも使われる体に優しいもの。
和紙を重ね渋を塗ることで 軽くて水に強い器ができますが、ここはその技法で家具の制作・再生もしています。
本渋独特の色と艶が、この建物になじむのは当然ながら、ワタクシのように無機質で直線的な生活(笑)に、このフォルムはほっとしますな。一閑張りにすることで、強度も増します。
で、るいままさま、訳あり一閑張りの器お買い上げ。
「ほかと何が違うかわかんないです。どこが訳ありなんです?」
と、まんまの質問に
「もう、それ一個しかないから」
と、飾らないお返事(笑)
あぁ、みなさん数買うんですね。ワタクシは、一個で十分たのしみますから~
これにお饅頭入れたり、金平糖入れたり、和三盆入れたり
今日は、高知の小夏をふたつ
Posted by るいまま at 09:58│Comments(0)
│■まち
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