2012年11月13日
糸より とにかく生きよ、解き放たれよ。

玄米、ぬるま湯、お塩、1.6倍の水加減で炊きましたら、浸水1時間でも、甘くて美味しい。
クックパッドあなどれんな。
いや、米がいいからかもしれん。
さて、ぐずぐずと朝まで考えていた「糸より姫」。
明け方、Y氏にメールを書くために、朝届いた
「女子学生、渡辺京二に会いに行く」(亜紀書房)
を読みながら、
この本のなかに、糸よりがいるのかもしれないと思った。
これは津田塾大学の女子学生たちが、自分の書いた卒論をもって、
評論家の渡辺京二氏に会いにいき、
問答したり、話をきいたり、自分のなかにある迷いをぶつけていく。
ご存知のように、津田塾大学の女子学生といえば、女性としてはエリート。
何をいったい迷うことなどある?
と、世間の人たちは思うが、
彼女たちは仕事、子育て、社会になじめるか、自分の居場所はどこだ、親との関わり、ほんとに自分のすべきことはこれか?
と、様々な迷いをもつ。
渡辺京二氏は、まず「生きる」「生きていくこと」と言い、
普通の人間というのは自分をとりまく全てのものを楽しむことが基本だととき、
無名に埋没せよと話す。
「…… でなくてはならない」から解き放たれ、生き抜くこと。
これは正に、私がるいまま的糸よりにかけたい言葉。
やっぱり、言葉や本は、必要なときにやってくる。
Posted by るいまま at 11:33│Comments(0)
│糸より姫
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