2012年07月08日
高橋さん 中田さん ありがとう!

カトリックいわき教会の高橋さんと中田さんに案内いただいて、
いわきの海ぎわのまちをみてきました。
高橋さんの語り口調はとても優しく冷静ながら、
地震から数日間、原発事故の影響もあって、いわき市に物資が入ってこなくなったときのことは、言いようもない思いに。
中田さんの母上は80代。海辺のまちのうまれです。
地震があれば津波がくる。高いところへにげろ!
は、子どものころからいわれていました。
100年前、やはり地震と津波の被害はあり、ここには家をたててはいけないという伝承もされていたようです。
そんな母上でも、地震のあと家を見に行く!といい、市街地から海べにむかったものの、
すでに道は封鎖されていました。
地盤、断層、都市計画でできた道路や、人工的な水路でも、状況条件は変わり、
同じ集落のなかにも、様々な人間模様があり、
ひとくくりに語ることはできず、
ただ言えることは、なんとなく大丈夫という意識だけは捨てなくてはということ。
2011.3.11から1年と4ヶ月。
普通に動いているように見えるまちには、こうした場所から越してきたかたもたくさんいるのです。
電車の時間ギリギリまで案内していただいて、お礼もそこそこに電車飛び乗り東京にむかっています。
高橋さん、中田さん、有意義なじかんを、ありがとうございました!
次は、もっともっとお話がしたいです。
Posted by るいまま at 18:25│Comments(0)
│福島いわき
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