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2011年09月27日

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

さてさて、石あかり月あかりライブ、まちかど漫遊帖と同時進行だった、

ユニセフチャリティオカリナコンサート。

7回目の今年、とうとう幕をとじることになって、チケットは23日の時点ですでに650枚。

当日券が、いつも100枚ちかくでる、

クラシック系のコンサートとしては異例のコンサートですから、

当日、どうなるだろうと言っておりましたが、ええ感じの満杯。

3階席まで、お客さまがいてくださり、ほんとに励まされました! ありがとう!



最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

最後の最後まで、笑顔いっぱいのコンサートで、なにより、吉岡先生のこの笑顔!

泣かずに、よくできました
!!(笑)







さて、2011年9月25日のリポート!



■9:00 アルファあなぶき小ホール楽屋口に集まって、楽器搬入。


私なんぞは、原稿と楽譜のはいったファイルと衣装だけですかららくちんですが

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

マリンバの森先生や、アイリッシュハープのちなみちゃんは、えらいこっちゃの大荷物。


最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

オカリナの花音さんも、吉岡先生も、曲ごとに楽器がかわるので、こちらもえらいこっちゃ。




■10:00 サウンドチェックを兼ねたリハーサル開始




サウンドチェックと申しましても、全曲、進行原稿もふくめてまるまるやるので、

お客さまが入らない状態で、まるまる2時間のステージを1から全部やってしまいます(笑)



ここで、手ぬいてると、微妙なマイク具合や立ち位置がわかんなくなって、

特に、難聴のワタクシなんぞは、ピアノがきこえないという辛いことになりますから

手抜きはなしで!





だから、リハーサルが終わると、みなさん汗びっしょりですはな(笑)






■12:00 リハーサール終了


ですが、ピアノのみなさんは、ずっとピアノを弾いています。

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート 葉子先生

ピアニストというのは自分の楽器をもっていくわけではなく、

出かけていった場所のピアノが、その日の相棒ですから、みなさん、最後までピアノにむかってます。





ステージでは、ピアノの美恵さんが私の歌の伴奏の稽古をしてくれているというのに

ワタクシは、誰よりも先に楽屋弁当(w

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート




今年は、ユニセフさんへの寄付は東日本の子どもたちに送られます。

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート




■13:30 既に客席は8割以上埋まっているという情報が楽屋にはいり



こそっとのぞくと、最前列までお客さまがびっしり。 ありがとうございます。








■14:00 オンタイムでコンサート開始 (21曲 2時間にいれないといかんからね!)




「わ・は・は」 ユニセフ香川イメージソング 作曲:いおす 作詞:るいまま 



みなさまこんにちは! るいままです。一年ぶりですね。お元気でしたか?

今年の、ユニセフチャリティーオカリナコンサートは「時を越えて巡り会うメロディ」、

子どもの頃のこと、初恋の日、小さな出会いと別れ、喜びのとき、

みなさんの想い出に寄り添うようにあった音楽たちが、次々とでてきます。

どうぞ想い出をひもときながら、お楽しみ下さい。



・・・・・江間章子は、子どもの頃からずっとあこがれていた神戸のまちを思い

「たくさんの花が咲き乱れる、美しい街」の風景を書きました。

そして、「一日も早く、日本のどこへいっても、こんな街が見られるように」と願ったのです。

その詩を読んだ団伊玖磨は、未来へ続くメロディをつけました。

最初の3曲は、今、再び「美しいまち」を作ろうとがんばっていらっしゃる

東日本の皆さんへ、エールをこめて送ります。


「アメージングクレイス
北上夜曲
花の街」




映画は平和と自由の象徴でした・・・・


「りんごの唄
青い山脈」




・・・・・ここからは、みなさんも一緒に歌いましょう。


「丘を越えて
東京ブギウギ
銀座カンカン娘」




・・・・・・ここからは、みっつの太陽を感じていただきます。

まずは、アランドロンの人気を不動のものにした「太陽がいっぱい」



「太陽がいっぱい
哀しみのソレアード
若者たち」





・・・・・・1975年(昭和50年)山陽新幹線が、博多まで開通した年です。

布施明が「シクラメンのかほり」を歌い、
キャンディーズが「年下の男の子」で人気を博し、
有吉佐和子の「複合汚染」がベストセラーになった年。

大分県津久見市の伊勢正三が「落ちては溶ける はかない春の雪」を書きました。


「なごり雪」



長く愛されるメロディーというのは、ふとしたきっかけで生まれます・・・・・・

30年経った今も、その独特のメロディラインは色あせぬまま人々に愛され、
彼女自身も「あれは、神様からのプレゼントだったんですね」と言えるようになりました・・・・



「異邦人」


・・・・・「ああ、この曲には、学校時代の思い出がいっぱいあるんだよね」と言われるはず。

では、一部最後は、森ゆきこのマリンバと、大西葉子のピアノで・・・・


「クシコス・ポスト
ドナウ川のさざ波」




(休憩)


「北の国から」


・・・・・作曲の「さだまさし」が、このメロディーに歌詞をつけようとすると、
脚本家の倉本聰が「この曲に歌詞はいらない」と言ったそうです・・・・。


・・・・・・・1980年代は昭和から平成への架け橋のころです。・・・・・・・


「赤いスイトピー」



・・・・・こんな手紙をもらったことはありませんか?

「思い出せる限りのことを、思い出してほしい
僕達が恋人同士だった頃の幸せな日々を。

あの頃 人生はもっと美しかった
そして、太陽の光は、今よりももっと輝いていた。

わかるかい 僕は忘れないよ
君が僕に歌ってくれた歌を」

いかにもフランス。気恥ずかしいけど、ちょっとニヤっとする想い出。


「枯葉」



・・・・・ミュージックアワードの会場からは、シンディ・ローパー、ライオネル・リッチーが。。
スティーヴィー・ワンダーは、フィラデルフィアからLAへむかい、・・・・

総勢45名のスーパースターが集まりました。

プロデューサーはアメリカポップス界の偉人、クインシー・ジョーンズ。


この曲は、こう言います。

「自分たちができることから、はじめよう。明日を作っていくのは僕ら自身だから。」


「We Are The World」



口笛の田所さんに、再び登場いただきましょう。

田所さんは、2010年の口笛世界大会のグランドチャンピョンです。
中学時代は吹奏楽部でトランペットを吹かれていたんですが、
たまたま高校に吹奏楽部がなくて口笛のみちにすすんだといいます。
人生、なにが功を奏するかわからないものです。



「愛燦々
涙そうそう」




・・・・・1995年1月、阪神一帯に考えられないような大きな地震があり、
その年の3月には、東京の地下鉄に、サリンが撒かれ、多くの人たちが亡くなりました。

でも、そのとき、悲惨や不幸という現実の向こう側に、もうひとつ見えたものがありました。

自分も被災し傷を負った人たちが、互いを思いやり、手を差し出す姿です。

どんなときでも、人は決してあきらめない。
そこには、間違いなく「人としての愛」があり、失ったものは多くとも、そこから得るものは、必ずあります。


「映画「タイタニック」より愛のテーマ 
春よ、来い」




・・・・・・プログラムの中で大西葉子さんが教えてくれた言葉

「音楽でおなかはいっぱいにならないが、心が満たされる。
音楽で電気は点かないが、心がぽっかり明るくなる。
音楽で瓦礫は片付かないが、心が洗い流される」

音楽の力を信じたい。私もそう思っています。


「未来へ」



「未来へ」も、次に演奏する「ハナミズキ」も、東日本の人たちをはげます音楽として、よく演奏されるようになりました。

「ハナミズキ」は、アメリカの9.11同時多発テロをきっかけに作られた曲ですが
「君と好きな人が百年続きますように」という祈りは、世界中どこも同じなのです。



「ハナミズキ」



さて、このユニセフチャリティーオカリナコンサートは、ご存じのように今年で幕を閉じます。

正直、私は、この時期、2ヶ月にわたる石あかりロードと、
石あかりロードが終わればすぐにはじまる「高松まちかど漫遊帖」の準備で、
炎天下の中、走り回っているので、いっぱいいっぱいでした。

徹夜徹夜で、稽古もままならず、毎年、吉岡さんに、
「来年はおろしてほしい」「もう無理です。先生」と泣き言をいいました。

そのたびに、上手に上手に「大丈夫よ るいままなら」「るいままならできるわよ」
と乗せていただき、7年間休むことなく続けて来れました。

それは、ほかのメンバーも同じです。ほんとにありがとうございました。

吉岡先生のイメージを音楽に現すなら、きっと次の曲。



「たんぽぽぽ」



人生を考えるとき、なにかひとつ、あの人なら「あれ」というものを残すことができたら、どんなにしあわせでしょう。

・・・・・100年もつづく一曲が残せていたら素敵なことじゃないですか。

この曲は、19世紀の後半、ヨーロッパで人気を博していたハンガリーの舞踏音楽のスタイルで書かれています。

100年の時をこえて


「チャールダッシュ」



ユニセフチャリティーオカリナコンサート「時を越えてめぐりあうメロディー」いかがでしたか?

みなさんの想い出の曲はでてきましたか?

この7年、たくさんの音楽が、このコンサートで演奏されました。

7年の間には、いろんなことがありました。
でも、どんなときも、音楽は私たちの傍らにあり、私たちを励まし続けてくれました。

このコンサートがひとつの区切りを迎えたとしても、
音楽を通じ、ここで出会った人たち、一緒に口ずさんでくださったお客さまとの時間を、
忘れることはないでしょう。

そして、世界中の子どもたちが、笑顔あふれる町で、暮らせるように。

明日への希望がもてる世界になるようという願いも、永遠に続いてゆきます。


「時代」

最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート


アンコール

コンドルは飛んで行く
上を向いて歩こう
ふるさと





■全ての演奏が終わったのは、予定時刻ぴったり


吉岡先生の7年間の音楽のつぼみが花開き、ユニセフチャリティーオカリナコンサートは幕を閉じました。



「絶対泣かすようなこと言っちゃだめよ!」

と、泣き虫の吉岡先生に釘をさされておりましたので、

笑わせながらたんたんと語り続けましたが

自分が「時代」を歌うときに、一気にきまして、えらいこっちゃ(笑)





でも、感傷に浸る間もなく、



最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

笑いながらの記念写真


最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

さっ お片付けお片付け!




7年間、楽しい時間をありがとうございました。

ここで、育てられたものは多かったなぁ!








**************


【後日考】


1年2年のプロジェクトは、その時間が充実していればよいし

お尻の決まっているものは、そこまで走り抜ければ良いのですが

こうして、最後をきめず、長く続くものの幕をどう幕を引くか、

それあ、私自身の課題でもあり、自分だったらどうするだろうと考えるところでした。

この決断をした、吉岡さんが一番しんどかっただろうなと思います。

ただ、吉岡さんの言葉で集められた私たちは、最初のときも、最後のときも

吉岡さんの言葉を信じようとおもったし、

また、再び「やるよ!」と言えば、「いくよ!」と言うはず。



それがあるから、続いた7年かもしれません。




しかし、クラシック出身の人たちは、ほんとに我慢強く、粘り強い!

一人だけ、別の畑で育っている私は、引っ張っていただいた。その一言です。


最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート最後まで笑って ユニセフチャリティーコンサートリポート

吉岡先生、森さん、陽子ちゃん、みちよさん、大西先生、美恵さん、田所さん、ちなみちゃん、松本さん


**************


keikoさん

人生は、祭りだ!

哀しい時も、楽しい時も・・そんなひと時でした。

このお洋服が、舞台の華やかな落款のよう

に動くアクセントで素敵でございました。

お疲れさまでした!

コンサートにお話にストーリーがあって感動で見届けました。




Cちゃんから

聴きにきていた友だちが「るいままの語りが好き」っていうてましたよー

ユニセフ終わってしまったけど(9月の恒例行事になっていたから寂しいけど) また、どこかで。

7年間、お疲れさま。



Sさん

今日のコンサート、懐かしい曲にオカリナのどこか郷愁をそそる音色街頭疲れを癒してくれました。

友達夫婦も夫もいい時間が過ごすことができとても喜んでくれました。ありがとうございました



Bさん

もう、ほんまにせんの? ほんまに?



ZENKON湯のみなさま

るいまま、アイドルやったんやな。 (そやで!笑)









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