2009年10月21日
中山さんの石臼 大賞!
10月14日~16日 東京ビッグサイトであったグルメ&ダイニングスタイルショー秋2009
むれの中山さんが、キッチン&ダイニンググッズ部門で大賞受賞!

中山さんのことは、Deep in むれでも詳しく書きましたが、
中山さんは、むれの数ある石屋さんのなかでも「まるもの」専門の石屋さんです。
石臼へのこだわりは、まるものの職人らしいこだわりでして、そのあたりは当時の取材ブログで~
おめでとうございます!!
2007.4.4 ruimamaBlog 抜粋>>
むれの中山さんが、キッチン&ダイニンググッズ部門で大賞受賞!

中山さんのことは、Deep in むれでも詳しく書きましたが、
中山さんは、むれの数ある石屋さんのなかでも「まるもの」専門の石屋さんです。
石臼へのこだわりは、まるものの職人らしいこだわりでして、そのあたりは当時の取材ブログで~
おめでとうございます!!
2007.4.4 ruimamaBlog 抜粋>>
■石臼は美しい!目立ては楽しい!
中山忠彦さん(中山石材)
中山石材は「丸もの」加工専門の石屋さん。お墓の丸い部品や五輪塔の宝珠など丸いものなら何でも作ります。その中山さんが、今、力をいれているのが庵治石の「石臼」。コーヒー豆・お茶・大豆(きなこ)など、使う人の年齢や手にあわせて臼の大きさを考え、納得する挽き具合になるまで「目立て」にこだわり、一つ一つ丁寧に作っていきます。世界でたった一つ「あなただけの石臼」を楽しそうに作る中山さんに会いに来ませんか。
いきなり二胡で迎えてくれた山中さんは、八栗ケーブル駅前の蕎麦屋「六六庵」のお弟子さんだそうです。
石屋さんといっても、専門職にわかれていて、ここは「丸もの」専門の石屋さん。お墓の丸い部品や花立て、五輪塔の宝珠、鳥居さんの丸い柱。ドアノブなんかも作ります。
石を加工する機械が全然ちがっているので、牟礼で3軒、庵治で3~4軒。
山中さんが、今 力を入れているのが、石臼。
昔は扱っていましたが、需要がなくなり一時とぎれていたのを、山中さんの代で復活10年になります。
きっかけは、東京の蕎麦屋さんからの注文。そのとき「目立て」の勉強をして、おもしろくなったとか。
昔の石臼のおおきいやつを小さくしたらコーヒー豆が挽けることがわかり、目立てをかえてどこまで出来るかやるところまでやってみようと、職人魂が・・・昔の石臼の写真をとりまくり、中国に旅行したときも、あちらの臼の写真をとりまくり・・・研究を重ねていると
「ガイヤの夜明け」に出演することに。
yahooから年間5000軒の石臼の商談がまとまったので登録してほしいとか、通販会社が欲しいとか話がでましたが
「値段があわん! 一生懸命作っても、月に10個。5000個も注文がきたら死んでしまうがな。」
またまた、「むれ」らしい発言。(笑) 欲より、ひとつひとつにかける心!
あじ石と さぬき漆器「後藤塗」のコラボレーション。美しい!!
これぞ、讃岐が誇る職人の技! うどんだけじゃないし!
中山語録
・日本の寸法は「ものづくり」にあってるな。一分(3ミリ)なら手でもわかる。1/5000なんていうことが求められるもんとちゃう。
・和のもんをヨーロッパの人たちに紹介したいな。日本の古い伝統のあるもんに誇りをもたな。
・自然破壊っていわれるけど、小さい石まで大事にして使ってるんやで。生活にうるおいのあるものを作ってるんやで。
・手でつくってるものは均一化はできない。コーヒー豆やって使う人の好みがある。荒いのがええか細かいのがええか、言うてくれんかったらわからん。
健康のため、毎日「大豆」を挽いて「きなこ」を食べる70代のおばあちゃんに使える石臼の注文がありました。
機械では、すぐに壊れてしまうし、あんまり大きな石臼ではおばあちゃんが扱えない。
小ぶりでかわいい、何年つかっても壊れない、目立てをしながら一生使える石臼で、今日も おばあちゃんは「大豆」挽き「きなこ」を作っています。
Posted by るいまま at 14:49│Comments(0)
│■石あかり(牟礼)
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