2024年02月13日
樂美術館参りました
2/12 京都さんぽ。美術館は無理かもしれないねと言っていたのに、大食い早ぐいを特技とする、るいまま&女将。
思いの外、時間ができまして、茶会の前に美術館へ。
【樂美術館参りました】



樂家は、#千家十職 のうちのひとつ。利休の茶を支えたひとたち。樂吉左衛門は、樂焼の茶碗を作る茶碗師が代々襲名している名前。
先月、先代(15代)樂吉左衛門の直入氏と当代の弟さんでもある雅臣氏の #京都えき美術館 での爆発的な力のある展示をみたあとなので、
https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1340760.html
この穏やかなる美術館で、歴代の樂茶碗をみると、ますます感慨深い。
樂長次郎にはじまり、2代目樂吉左衛門から当代まで、ひとくちに「樂茶碗」といっても個性が違い、ここにも伝統を繋ぐものは革新しながら未来に進む風姿花伝の教えが詰まっているな。
当代 樂吉左衛門の展示されていた茶碗は、胴がふっくらとし、口すぼまりのとても優しいお茶碗でした。



コロナも明け、4/28には「特別鑑賞茶会」が開催。


https://www.raku-yaki.or.jp/museum/tea_ceremony.html
■特別鑑賞茶会とは、
14代覚入が「茶碗は手にとってそれで一服飲んでみなければ、その良さはわからない。茶碗は使われるために生まれてきたもの。晴れがましく展示ケースの中でライトをあびている茶碗がかわいそうや。茶碗が『お茶飲みたい、飲みたい』というてるのが聞こえる」と話し、開館早々「特別鑑賞茶会」を立ち上げ、収蔵作品を実際に使い、手にとって感じる茶会をはじめたのが始まりです。
席主は館長 樂 直入が相つとめます。茶碗は見ているだけではすべての魅力を味わうことができません。
■千家十職
茶碗師 −樂吉左衛門
釜師 −大西清右衛門
塗師 −中村宗哲 棗の塗り
指物師 −駒沢利斎
金物師 −中川浄益
袋師 −土田友湖
表具師 −奥村吉兵衛
一閑張細工師 −飛来一閑
竹細工・柄杓師 −黒田正玄
土風炉・焼物師 −西村(永樂)善五郎
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