2021年04月03日
ようこそ マダム花子!
4/2 goodmorning 【光太郎とハナコ】
今日は、高村光太郎の亡くなった日「連翹忌」。
で、光太郎と智恵子について書こうと思っていたのだが、それは彼の一部でしかないなと思いやめた。
偉大なる父を越えられない苦悩や、漱石同様、ヨーロッパに強い憧憬がありながら彼の地に生きることはできないこと。そして彼は、白人女性をみても彼は自分の創作の熱が湧かないことに気づいている。
高村光太郎は美術学校時代、先生であった森鴎外に傾倒し、鴎外が主宰するパンの会にも参加しており、彫刻家としてはロダンに大きく影響をうけている。
ロダンは、ハナコが東洋人だったからモデルにしたのではなく、そのなかに溢れる焔を見たが、光太郎は白人女性の圧倒的な存在感に、そこには至らなかった。
そんなことをメモするなか、なにげにまた花子のwikiを覗いたら、今日4月2日は、マダム花子の忌日でもあると知った。
大野芳の「マダムハナコ」の書評を読み、ハナコを #中越恵美 のひとり舞台でやってみたい衝動にかられ、資料となる本を何冊も買った後だった。
マダム、ようこそ。
今日は、茶室る庵 4月席です。みなさまお待ちしております。

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