2020年02月11日
茶室る庵 野良猫は野良猫として
【寝る前のお楽しみ】
師匠を持たず、よるべを知らず、ただ野良猫のごとく気ままにやってる私は、自分で着地点を探さないといけないから見たり聞いたり思ったり。
今日はyoutubeで、裏千家の奈良さんのお話をきく。

「稽古とは一より習い十を知り 十よりかえる もとのその一」
茶の湯に限らず、なんでもそうだね。すぐにわかったわかったと思うことは、身についてないもんだよ。
床の掛け軸「江月照松風吹」。秋も深まった頃に掛けるものらしい。
すべては何かのためにあるかときかれれば、「ただ自然に当たり前に」ってことだと思うよ。たぶん。
では、ぐんない。
江月照松風吹
(こうげつてらししょうふうをふく)
永夜清宵何所為
(えいやせいしょうなんのしょいぞ)
【訳】
秋の澄んだ月は川の水を照らし、松を吹く風は爽やかである。
この永い夜、清らかな宵の景色は、何のためにあるのか。
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