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2014年05月10日

LGBT アライ そしてフラット。




NHK「ニュース深読み」でLGBTの特集してるな。

※LGBTとは http://m.kotobank.jp/word/LGBT

はっきりわかるかたちで、男性から女性へ、女性から男性へとなった友人がいるので、私にとっては遠い話ではない。



以前、姿は男性でありながら、心は女性の方を取材したことがあり、違和感についての質問に対し、

違和感を感じる以前に、ここで生きていくためには心はかたく閉じるしかないのよといわれた言葉が忘れられない。

自分はとても心の弱い人間だから、理解なき人たちに指をさされることには耐えられないと思うともおっしゃった。

彼女は、私より10歳ほど年上で、当時50半ばであった。

LGBTは20人に一人と聞き、そんなに多いのかとびっくりした方もいるだろうが、

自身は気づいていても決して口に出さずに生活してらっしゃることを心して欲しいと思う。



私たちの親世代では、そこを理解できない方も多く、

あからさまに侮蔑的な言葉を投げ、そんなことやめなさいと諭して(叱りつけて)いるのを目の当たりにしたこともある。

私がそういう言い方はよくないと言うと、あなたは派手な暮らしの特殊な世界の人だから、こんな人たちを擁護するんだと言われた。

その方が、男女平等を唱える市民活動家であったことに、なんとも言えない思いになった。




テレビでは、村木真紀さんが「アライ」について話している。LGBTを理解し支援する人たちのことをいう。

支援といっても、「そりゃちょいおかしいんちゃうん!」と言うだけでも「アライ」だと、村木さんらしい分かりやすい説明だ。

※村木真紀さん http://www.nijiirodiversity.jp/blog/2013%E5%B9%B44%E6%9C%88/




ここからは、私の持論なので、読み飛ばして欲しいのだけど、

誰でも人間のなかには、男性せいと女性せいが共存していると思う。

神から与えられた形を疑うことなく受け入れ生きていく人もいれば、

様々なことについて追及するうちに、自身にも深く問いかけ、自身の男性せいや女性せいに気づく人もいる。

芸術家とよばれる、作家、画家、音楽家、舞踏家などにカミングアウトしている方が多いのは、

性差ではないところで評価されるからかもしれないし、鋭い感性によるものかもしれないが、

「あたりまえ」だけではないところを探っていくチャンスが多いというのもひとつの要因だと、私は思っている。


どちらにしても、すべての人の中に、さじ加減は少々違うにしても、曖昧な形で存在しているのだ。

1と0だけで区別したがるのは、単なる利便性で、多種多様なものがフラットなところで混在するから社会はある。

だから、異種だ異種だと毛嫌いするのも、異種だから特別と過剰な理解を示すのも、おかしい。

と、私は思う。



















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