るいままとしての３６５日

先週、ゴミ出しを忘れてえらいこっちゃなので、今朝は6時に起床。

ゴミを出しにいきますと、ゴミ置き場がえらいこっちゃの惨状。

この時期、発情期を迎えているカラスが、まちで暴れ回っておりまして、そのせいでございましょう。






先代猫のるうちゃんは、カラスにやられた傷が原因で亡くなっているので、

我が家にとっては腹立つ存在ですが、

カラスはカラスなりに、子育てのための餌を探しているんでしょうな。

人間の方が、むちゃくちゃにゴミをいれてゴミ袋のくちも結ばずに出していると、

「どうぞお一つ」て言われているような気にもなりましょう。

（ちゃんと袋の口、むすんで出せよ！　てか、ゴミの分別しとけよ！）





で、ま、仕方ない、片付けるかと、箒をとってこようと、

被害拡大を防ぐためにゴミネットをかぶせて家にもどろうとしたところに、

まちの姑さまAが現れ、

ネットかぶせたのがいかんの、若い人はゴミの分別がなっとらんのと、

憤懣を関係ないこちらに投げつけて、わけわからんことを言い出し、腹立つわ～と思いつつ、

ここで一言でも発すれば、百も二百もになって、もっと腹立つことが起きるのは必至ゆえ、

もくもくと片付け作業。



で、おおかた終わった頃に、別のまちの姑さまBがやってきて、

私がゴミをあつめてたビニール袋を横取り（ｗ、さも、自分も最初からやってます的な発言！

いい加減にせえよ！

と、思う心も腹に収め、もくもくと作業。




いやぁ、おとなになったわな。

理不尽なことを、ああだこうだ言うたところで、理不尽なことが無くなるわけじゃないしな。



でも、このまちの姑さまによって、まちにゴミが落ちていないのも事実。

ありがたや、ありがたや。




カラスも、まちの姑さまたちも、私にとっては「腹立つわ～」の存在なれど、

それぞれのご事情もあるんでしょうなと思う、連休最終日。






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



カラスは太陽と切っても切れない仲。

古代、大和の国では太陽の化身とも言われ、吉兆を占う鳥でもあった「カラス」。


ギリシャ神話の中では、カラスは太陽神アポロンに使える「白銀の美しい声をもつ鳥で、

人の言葉まで話すことができた」とか。

ところが、アポロンの妻コロニスと人間イスキュスの仲を疑い、アポロンに告げ口したことで、

アポロンが嫉妬に狂いコロニスを矢で射貫いてしまい、

実は、コロニスはアポロンの子を身ごもっており、嘆き悲しんだアポロンは、カラスに八つ当たり。

「おまえが嘘ばっかりいうけんじゃ！」と

カラスの美しい羽根と声と人の言葉をうばったそうで、

天界を追放されたカラスは、今も喪に服しているのだそう。

同じカテゴリー（■るいまま）の記事

 花所望のようなもの (2025-05-24 16:50)
 5/25 カーネーションパーティーにご参加のみなさまに。 (2025-05-23 19:55)
 ひさびさ 映画「あん」を観たくなった。 (2025-05-23 12:39)
 木曜日の茶室る庵 5/22 記録 (2025-05-23 11:33)
 アフター鹿の国 (2025-05-22 18:56)
 映画「鹿の国」みてきました。 (2025-05-22 15:51)