2013年04月15日
小さなまちで行われる素敵なこと(グラファン&トッシー)
今日のグランドファーザーズのチャリティーライブよかった。

毎月1回、日曜日に肩を張らずつづけるこのライブで集まる募金は、
東北に楽器をおくる活動をしているペッカーさんを通じ、直接現地に送られる。
これは、震災直後から、ずっと続けられていることなんだそう。
うかつにも私は、それを知らず今回はじめてお邪魔することになった。
ライブのあと、(ブルース)ハープのトッシーとグラファンの武田さんと話しをした。
ブルースハープ、ブルースハープといっているけれど、これはホーナー社のモデル名で、
トッシーからもらった名刺には、「テンホールズ・ダイアトニック・ハーモニカ プレイヤー」と、ちゃんと書いてある。
これからは、私も「10ホールズ」と呼ぼう。
トッシーの10ホールズを初めて聴いたのは、
今は閉店してしまった川島の「ミュージックベイビー」。
れおんちゃんと若い弾き語りの女の子とのライブでだった。
私は、れおんちゃんのファンでそのライブにゆき、
そこでパーカッションがわりに「すのこ板」を踏みならして10ホールズを吹くトッシーを初めて見た。
アメリカから帰って来たばかりで、それはそれはかっこいい青年だった。
その後の活躍はいうまでもなく、
高松にくるプロミュージシャンたちも、トッシーのハープには一目おいていて共演も多いそうだ。
トッシーの「The Spirit」が、NHK高松支局の制作に気に入られ、瀬戸内芸術祭の番組に使われていることや、
ブルースハープのジャパンコンテストで優勝の栄冠を2度も獲得したことは、武田さんからきき、
トッシーがそういうことを言い散らかさないことを歯がゆそうに笑った。
高松は、40万ほどの小さなまちだけれど、小さなまちには小さなまちとしての良いところがある。
東京にいたのでは一生間近で話しが出来ないであろう人と、バーのカウンターで突然会えたりする。
もしかしたら、同じステージに立つのは何十年も先かも知れない人と、ひょんなことでセッションできたりする。
けれど、それは、自分自身がちゃんと動き、真摯と音楽に向き合っている人に与えられるプレゼントかもしれない。
来月のチャリティーライブは、5月12日(日)
※グランドファーザーズでは、
月に一度、日曜日の昼間・・震災を忘れないためにチャリティーベントを長~く行っています。
5年、10年・・・震災にあった人たちが私たちと同じ生活に戻るまで!
福島の原発で私たちのために、日本のために身を挺して働いている人たちが、
私たちと同じように笑える時がくるまで・・!
人は嫌なことを忘れるように創られてます。
けれど津波に涙したこと、故郷を捨て子供たちから笑いが消えたこと・・忘れてはいけません。
小さな小さなイベントですが、風化させないために長く地味に続けます!日曜日の昼間、気軽にお越しください♪♪
趣旨をご理解いただけて、何かイベントをしたい方も遠慮なく連絡下さい。
ワンコイン500円チャリティー(1ドリンク付き)全て義援金として寄付いたします。
グランドファーザーズ高松
高松市常磐町1-6-4 B-1
087-837-5177
Posted by るいまま at 02:31│Comments(0)
│東日本大震災
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