2021年06月15日
正座の歴史は浅いものよ。
6/15 goodmorning 【正座】
昨日、松下先生に、なんとなく正座がしにくいんですよねと話すと、
「正座は不自然な座り方だから、しなくなるとどんどんできなくなるものですよ」と教えられた。
正座が暮らしの中に取り入れられたのは江戸時代。
それまでは立て膝やあぐらが主流で、世界中で正座の文化を持つのは日本人だけと言われている。
正座は、身分の高いものにたいして「かしこまる」と意味もあって、明治時代に正しい座り方と制定されたけれど、どちらかというと精神修養の色が濃い。
てことは、戦国の世の茶の湯について、武士たちは胡座であっただろうと予想がつくんだが、町衆から居士となった利休は、やはり修行として正座だったのかね。
正座で足が痺れるのは、普通のこと。もはやこれまでのサインでもあるので、ひとによってそれぞれ。
■居士
出家せず家に居たまま仏道を修行する男子。特に、在家の禅の修行者。
では、朝の珈琲

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