2021年01月12日
調子に乗るなを思い出す免罪符
【2006年】
今朝、いただいたメールを読みながら、あぁ、私も2006年のこの時期に癌の手術をしたんだったと思い出した。
5年ものの癌ではあったけど、大きく広がってはおらず、そんなに難しくない手術だったはずなのに、
手術を甘くみて、退院した日に徹夜仕事をしていると、傷跡が異常に腫れだし、また病院に逆戻り。
すぐに部分麻酔で傷をひらいたのに原因はわからず、翌日、またまた全身麻酔で再手術。
そこから1ヶ月、看護師詰所の横の部屋でお転婆禁止令の暮らしがはじまった。
仕事を開くこともできず、この1ヶ月は、人生の中で一番寝続けた1ヶ月だ。
だから、その年の誕生日は、病室のベッドの上で、なんともはやはやな年明けだったのだが、
退院したとたんに、仕事がどんどんはいってきて、そのひとつが、まち歩き事業「まちかど漫遊帖」で、寝つくまもなく歩き回っていたら、いつの間にか体調は整っていた。
何が効をそうするかわからないが、食べる動く寝るのバランスが崩れたときが、一番体を弱めるんだと、いまも思っている。
同じところを短期間で3度も切ったはったをしたので、私の胸には大きな傷がある。
この傷は、調子に乗るなを思い出す免罪符でもあるのだが、やっぱり時々忘れるのだな(笑)
てなわけで、昼ごはん。


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