2014年03月27日
「一握り人の罪」を聴きながら・・・
沢田研二が出した「一握りの人の罪」を聴きながら、
私だってドキュメンタリーをみるまで、上関原発建設計画のことはしらなかった。
対岸の祝島のじっちゃんばっちゃんたちが船を出して体を張ってひき伸ばしてくれたおかげで、
上関原発は建設予定が遅れ、
そうこうしているうちに東日本大震災がおきて、私たちは原発の恐ろしさをようやく実感した。
おとなしく、扱いやすい人間であることは、なんの意味もないのだと知った。
私たちの知らないところで、いろんなことは計画される。
それをなんとなく見過ごしながら生きてきた。
流されず、言葉を発すること、おかしいと思える力は必要なんだ。
と、私は思う。
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東北大震災が起こって3年前の3月11日に哀悼の意を表して、
2014年3月11日にリリース。震災をオマージュした楽曲構成。
【一握り人の罪/沢田研二】
昔 海辺の小さな寂れかけた村に
東電が来て 原発速く作りたいと
国の肝入り工事は 直ぐに道路を通し
海岸や丘を削って
反対意見は軽んじ
機動隊投入
東電も信じた 受け入れ側も信じた
安全神話鵜呑みに
一握り人の罪
海が命の漁師は海が死ぬのを怖れた
村はいびつに裂かれた
一握り人の罪
嗚呼無情
いつか原発廃炉に 除染は何年先
東電は未来型エネルギーに無関心か
国もただこまぬくだけ
被災地に 僕たちに
復興延々と進まず
国は荒むよ
僕らに還して国を
原発に乞われた町
原発に憑かれた町
神話流布したのは誰 一握り人の罪
原発に怯える町
原発に狂った未来
繰り返すまい明日に 一握り人の罪
嗚呼無情
https://www.youtube.com/watch?v=YfTPL9Wx790
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