2012年04月14日
気を楽にしていきましょや。
金子みすずの脚本をかくために資料を読んでいる頃、
大津女学校にはいったみすずが、友だちとは離れ
40分のみちのりを一人で学校まで通っていたという記録があった。
みすずは、他者とのコミュニケーションを絶っていたわけでなく、友だちからも慕われていたが、
「みんなと行くのは楽しいけど、たまには嫌な話もきかなならんしな」
と、話したそうだ。
みすずの母親は、「想像するを楽しむ」を彼女におしえていた。
ひとりでも、想像したり考えたり作ったりする時間をもつ人間は、孤独がそう苦痛でもない。
むしろ、友だちがいないとダメだ、積極的がよし!
と教えられることで、しんどい思いをすることは多い。

この時期になると、新しい人間関係をつくる機会が増える。
郵便受けにはいっていた4月14日号のリビングたかまつのTopもその特集。
「出会いを次につなげられない8つのタイプ」

を読みながら、全部あるあると笑った。
たぶん、こういうものは誰でもいくつかあてはまり、だからだめってもんでもなく
すべてをクリアしていても度をこせば迷惑にもなる(笑)。
前向きすぎたり、明るすぎたりは、鬱陶しいでしょ?
なんでもほどほど。
この特集の読みどころは、2頁。
ママ友や婚活とは、まったく縁がないので、わからないのだけど、
谷さんが指摘する、即戦力として期待される人や、仕事ができるタイプの人が陥りやすい「職場」での例。
(本文はリビングたかまつで)
そうそうそう! この勘違い野郎の尻拭い何回したか(笑)
人見知りでも、口下手でも、妄想癖があっても、おしゃれじゃなくてもいいけど、
他者を能無しと決めつける態度はいかんと思うよ。
自分ひとりで世界がまわってんじゃないしな。
なにはともあれ、
ひとりでしっかり立ててるひとは、あんまり群れず、
でも、なにかのときには、まわりにひとがいるもの。
だから、気を楽に。
Posted by るいまま at 12:32│Comments(2)
│■るいまま
この記事へのコメント
なかなか、「友達が少なくても(場合によってはいなくても)何か世の中で貢献できることはあるよ」っていうのは、教育機関では教えにくいかもしれませんね…友達も大事。でも自分も大事。色々やってためして、それでも距離感がわからないまま、少しづつ経験していくという感じでしょうか…
Posted by Xanthippespert at 2012年04月14日 13:01
結局、距離感なんですかね。
私は、この年になっても、いつもおどおどしてますよ~(笑)
私は、この年になっても、いつもおどおどしてますよ~(笑)
Posted by るいまま
at 2012年04月14日 14:39

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