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2011年08月18日

ドミンゴで、民衆文化を残すってことを語りまくる(笑)


夕べは、またまたドミンゴで、マスターkameさんと話し込む。

人見知り同士なんで(笑)、話もスロースタートながら、話し出すととまらなくなって




なぜ、阿波踊りの音楽は、至近距離で演奏し合っても邪魔をしあわず、

むしろ音楽に厚みがでるのか

それは、神社の獅子舞の奉納の最後のトランス状態ににていないか?



日本人にとっての「まつり」ってなんだろう。




てな話から、



写真をとって、今を残すという趣味は、若い頃になかったのに

最近になって、無性に、それをしたくなる。



スクリーンで映画をみるとき、ハリウッドものをみても、こころはずまなくなる。

人生は、そんなに簡単なもんじゃないだろうと、思ってしまう。



これは、やっぱり良い意味での老成ってことですかね。






私は、いつまでたっても喧嘩っぱやくて、やかましくて、年をくっても老成できない

どうしようもないやつだと常々おもっておりましたが

kameさんとはなしながら、「いや、たしかに興味の焦点は移動しているな」と。




ドミンゴで、民衆文化を残すってことを語りまくる(笑)


男前で都会的なkameさんが、「男はつらいよ」好きです。48作全部みてます

というんで、それはものすごく意外ですとこたえると


寅さんの生き方というのではなく、山田洋次がつくりこんだ、そのときそのときの時代です



男はつらいよは、全盛期には年に何本もつくられていたから、大いなるマンネリといわれていたけれど

山田洋次は、その時、その時の風俗をこまかく映画の中にとりいれ

今見ると、当時の民衆文化がぎっしりつまっている




「あの、帝釈天のあたりも、まさに、映画セットのようなまちでしょ。

柴又駅から帝釈天までの距離、だんご屋から江戸川までの距離




そうそうそうそう、あんなに有名な場所なのに、実際行ってみておもったのは

道幅の狭さ、まちの小ささ

だからこそある、まちの空気感。

そして、帝釈天って、すごいところなのに、映画のなかではたいせつにされてるけど

ちっともえらぶってない。






日本は、この50年の間に、恐ろしく変化して、気がつけばなにかが壊れているという時代をおくってきた

それが経済発展のためだと信じきっていたけれど

今年になって何度も思うのは、「それはほんとにそうだったのか?」






阿波踊りのお囃子が、どんなに至近で重なり合っても喧嘩せずにふくらむ

ほんとは、これが日本だったのかも。


大きな変化はなくとも、間違いなくすすんでいる

これも、日本のよさだったのでは。




大国に追いつきたいと、人間のほうが追いつけないスピードで進む社会を、このまま続けていいのかな?







昨日は、午前中からバタバタで、考える前に動いてしまう、一点集中になってしまう癖がでてたんで

kameさんとどんどん話し込むうちに、「焦っている自分」をクールダウンできて

ほんまよかった。




やっぱり、ドミンゴ落ち着くよ。







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ドミンゴで、民衆文化を残すってことを語りまくる(笑)
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