2010年08月02日
子どもは社会の財産なんだから!
石あかり月あかりのオープニング直前、
前回の舞踏会でのじゅんじゅんの提言を、わははネットの中橋がとりあげ、
いろんな立場から集まり、Luceで昼食会をしながら、ああでもないこうでもないと話しました。
何かをするために突貫工事のような会議をするのではなく
まず、それぞれの立場の考えを知るための時間は、刺激的でした。

じゅんじゅん家は、自身の子どもはいませんが
彼女自身、子どもの頃、我が子よその子関係なく子どもにもまれ育ちました。
みらいは、今、まさに二人の小学生を育てる母で
中橋も、わははの代表として日本中を飛び回りながら、子育て中。
県からこられていた担当の方は6人の子どものお父さん。
私は、すでに子育てを終え、一人で暮らしています。
パシリエーターの谷さんや、よっしぃは、1歳未満の赤ちゃんを連れての参加でした。
じゅんじゅんの提言はこう、
「ちょっとこれ行ってみたいなと思っても、親子というくくりがある。
親子でないと参加できないのはおかしいんじゃない?
私たちは、納税者であるってことは、間接的ながら子育て支援に参加しているはず。
つまり、子どもたちっていうのは、親だけのものじゃなく社会がみるものじゃない?」
実は、子どもが手をはなれて久しい私は、そんなこと思ったこともなく
赤ちゃんをみて「かわいい」と思う感情はあっても、それはもはや、よそのおばちゃんの感情。
その子たちに対し、自分も子育てに間接的に関わっているという思いには及びませんでした。
反対にいえば、親と子が過ごしやすい環境作りに奔走する子育て支援グループの人たちは
じゅんじゅんたちに、そのことを言われ「そうだったのか!」と、目から鱗であったと言います。
私たちは、たてわり政治に「あほちゃうか!」と腹を立てながら
自分たちが無意識のうちに「たてわり」をしていたのかもしれません。
これは報道のやり方について大きな問題があるところですが
自分たちがいくつになったら、一人で何人の老人をみないといけないことはあちこちで報道され
若い人たちは、そうしたことに悲観的になり、ため息をつくのですが
反対にいえば、納税をしているお年寄りたちに、自分の子どもたちが支援されていること。
ここを考えたことはすくないかもしれません。
社会は、たてになんか割ってる暇もないほど、強く複雑につながりあっていて
「自分の子ども」だけではないのですな。
私は、極々若い頃、子どもを産み、シングルで子育てをしていた時期がありました。
母子家庭には支援体制がありましたから、それをいただきながら子どもを育てました。
(そのころ、父子家庭への支援はなかったはず)
それがあることでずいぶん助かったけれど、ありがたいとおもっていただろうか・・・
若さゆえの傲慢といえばそれまでですが、当然の権利として受け止めていたはず。
今朝、子育て放棄をし、部屋に閉じこめ餓死させてしまった母親の事件が取り上げられていて
彼女についての生い立ちやら環境やらをゴシップ的に報道していましたが
ある男性コメンテーターが、
「彼女に何があってどう思おうと、この子たちは社会の財産なんだ!」
と言った言葉がつよく刺さります。
人口は右肩あがりに増えていくわけではなく、経済が突然好転するとも思えないのです。
新しいことを考えることは大事です。
でも、今、どうするか、今までのやりかたで良かったのか
そこを置き忘れてしまっては、いつまでたっても空っぽの箱を積み重ねるだけになるような気がします
・・・結論をだしますか? なにか具体的に進めますか?
最後にパシリエーターの谷さんが参加者に聞いたとき
もう少し、こうした話し合いを進めていこうということになりました。
集まった私たちは、別の場所で、とにかく具体的に形にしなくてはいけないと
力業で仕事を片づけているところがあり、よそを見ることよりも自分を信じるしかない
孤独な作業を強いられているところもあります。
名刺交換だけの場は、ばかばかしいと思っていますが
立場の違うものが、顔をみて語り合う、こうした場所は大事にしていかなくてはいけないのではないか
と、思う2時間でした。
じゅんじゅんの提言は、まだまだ続きますので、この会議は続いてゆくはず。
じゅんじゅん、中橋、ありがとうね。

前回の舞踏会でのじゅんじゅんの提言を、わははネットの中橋がとりあげ、
いろんな立場から集まり、Luceで昼食会をしながら、ああでもないこうでもないと話しました。
何かをするために突貫工事のような会議をするのではなく
まず、それぞれの立場の考えを知るための時間は、刺激的でした。

じゅんじゅん家は、自身の子どもはいませんが
彼女自身、子どもの頃、我が子よその子関係なく子どもにもまれ育ちました。
みらいは、今、まさに二人の小学生を育てる母で
中橋も、わははの代表として日本中を飛び回りながら、子育て中。
県からこられていた担当の方は6人の子どものお父さん。
私は、すでに子育てを終え、一人で暮らしています。
パシリエーターの谷さんや、よっしぃは、1歳未満の赤ちゃんを連れての参加でした。
じゅんじゅんの提言はこう、
「ちょっとこれ行ってみたいなと思っても、親子というくくりがある。
親子でないと参加できないのはおかしいんじゃない?
私たちは、納税者であるってことは、間接的ながら子育て支援に参加しているはず。
つまり、子どもたちっていうのは、親だけのものじゃなく社会がみるものじゃない?」
実は、子どもが手をはなれて久しい私は、そんなこと思ったこともなく
赤ちゃんをみて「かわいい」と思う感情はあっても、それはもはや、よそのおばちゃんの感情。
その子たちに対し、自分も子育てに間接的に関わっているという思いには及びませんでした。
反対にいえば、親と子が過ごしやすい環境作りに奔走する子育て支援グループの人たちは
じゅんじゅんたちに、そのことを言われ「そうだったのか!」と、目から鱗であったと言います。
私たちは、たてわり政治に「あほちゃうか!」と腹を立てながら
自分たちが無意識のうちに「たてわり」をしていたのかもしれません。
これは報道のやり方について大きな問題があるところですが
自分たちがいくつになったら、一人で何人の老人をみないといけないことはあちこちで報道され
若い人たちは、そうしたことに悲観的になり、ため息をつくのですが
反対にいえば、納税をしているお年寄りたちに、自分の子どもたちが支援されていること。
ここを考えたことはすくないかもしれません。
社会は、たてになんか割ってる暇もないほど、強く複雑につながりあっていて
「自分の子ども」だけではないのですな。
私は、極々若い頃、子どもを産み、シングルで子育てをしていた時期がありました。
母子家庭には支援体制がありましたから、それをいただきながら子どもを育てました。
(そのころ、父子家庭への支援はなかったはず)
それがあることでずいぶん助かったけれど、ありがたいとおもっていただろうか・・・
若さゆえの傲慢といえばそれまでですが、当然の権利として受け止めていたはず。
今朝、子育て放棄をし、部屋に閉じこめ餓死させてしまった母親の事件が取り上げられていて
彼女についての生い立ちやら環境やらをゴシップ的に報道していましたが
ある男性コメンテーターが、
「彼女に何があってどう思おうと、この子たちは社会の財産なんだ!」
と言った言葉がつよく刺さります。
人口は右肩あがりに増えていくわけではなく、経済が突然好転するとも思えないのです。
新しいことを考えることは大事です。
でも、今、どうするか、今までのやりかたで良かったのか
そこを置き忘れてしまっては、いつまでたっても空っぽの箱を積み重ねるだけになるような気がします
・・・結論をだしますか? なにか具体的に進めますか?
最後にパシリエーターの谷さんが参加者に聞いたとき
もう少し、こうした話し合いを進めていこうということになりました。
集まった私たちは、別の場所で、とにかく具体的に形にしなくてはいけないと
力業で仕事を片づけているところがあり、よそを見ることよりも自分を信じるしかない
孤独な作業を強いられているところもあります。
名刺交換だけの場は、ばかばかしいと思っていますが
立場の違うものが、顔をみて語り合う、こうした場所は大事にしていかなくてはいけないのではないか
と、思う2時間でした。
じゅんじゅんの提言は、まだまだ続きますので、この会議は続いてゆくはず。
じゅんじゅん、中橋、ありがとうね。

Posted by るいまま at 11:41│Comments(5)
│舞踏会
この記事へのコメント
子供は社会の財産なんだから!
そうだよね~。基本はここだよ。
幼児二人の悲しい死。
その手前の虐待や育児放棄で保護されてる子供たちが身近にいること。
子育てしてる時は、余裕がなくて見えてないこともたくさんあるし、その時期その時期で考えてることも、ぶち当たることも違う。のど元を過ぎれば、忘れてしまうことも多い。
だから、多くのいろんな立場から、いろんな角度で見る必要があるんだろうね。
この会は、きっとそんな自由な中に、生きた提案があるようにおもう。
そうだよね~。基本はここだよ。
幼児二人の悲しい死。
その手前の虐待や育児放棄で保護されてる子供たちが身近にいること。
子育てしてる時は、余裕がなくて見えてないこともたくさんあるし、その時期その時期で考えてることも、ぶち当たることも違う。のど元を過ぎれば、忘れてしまうことも多い。
だから、多くのいろんな立場から、いろんな角度で見る必要があるんだろうね。
この会は、きっとそんな自由な中に、生きた提案があるようにおもう。
Posted by みらい
at 2010年08月02日 12:07

さすが!!!
Posted by かわい at 2010年08月02日 22:06
そうですな。
子どもは宝です。
で、年寄りには感謝を(笑)♪
うちくも、地域であやめを育ててもらってますからね・・・。
親離れしすぎか(爆)★
子どもは宝です。
で、年寄りには感謝を(笑)♪
うちくも、地域であやめを育ててもらってますからね・・・。
親離れしすぎか(爆)★
Posted by 秀一郎 at 2010年08月03日 16:49
■みらい
生きた提案>
そうだね
■かわい
中橋は、やっぱりなかなかの女です。
■秀
そうやな。東谷にいくと、とても自然に行われていたな。
健全ってことだよ。
生きた提案>
そうだね
■かわい
中橋は、やっぱりなかなかの女です。
■秀
そうやな。東谷にいくと、とても自然に行われていたな。
健全ってことだよ。
Posted by るいまま at 2010年08月03日 17:03
気分次第亭行きたいな~と思ってるいままのブログを覗きにきたら、ワオ!難しい顔した私がいました(笑)
なんとなく疑問に思っていたことを、ちゃんと受け止めてくれる大人がそばにいること。中橋さんやるいままには本当に感謝しています。ラブ!!
で、気分次第亭はしばらくお休みなのですね~。。。お忙しそうですが、どうぞお身体大切にお願いします~。みんなのるいままですからして。
なんとなく疑問に思っていたことを、ちゃんと受け止めてくれる大人がそばにいること。中橋さんやるいままには本当に感謝しています。ラブ!!
で、気分次第亭はしばらくお休みなのですね~。。。お忙しそうですが、どうぞお身体大切にお願いします~。みんなのるいままですからして。
Posted by J子 at 2010年08月05日 02:05
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