るいままとしての３６５日

今日の落語塾は、白扇・かしぽんのお年頃世代が、二人とも体調を崩していて早めに帰ったので

塾のあと、艶九さん・みっち・音子さんと、「うちら、ほんまに元気やね」雑談。



元気ではあるのだけど、これだけ生きておりますと、いろいろな病気話や怪我話はありまして

胃の手術をうけて胃をとっても、どんどん食べられる人と、全く食べられなくなる人がいるという話になって

「僕なんかは、胃の手術したようにみえないと言われるんです」と艶九さんがいい

なぜ、食べられるか、食べられないかは、手術をしたあとの個人の「こころ」の部分が大きく作用しているからで、

お医者さんでもわからないことが多いとのこと。



音子さんからは、外科手術のあとのリアルなリハビリについての話もでて、

あえて書きはしないけれど、そうか・・・なるほどな・・・と思うことも多く、


そんなことがあっても、みなさん、底抜けに明るく前向きなんは、落語のおかげです！（きっぱり言い切る　笑）





時々忘れるけれど、私も間違いなく「癌患者」であります。


癌の告知を受けたのが　２００５年１２月１６日、その１ヶ月後摘出手術をうけまして、ちょうど４年。

手術のあと、順調とはいえず、退院して一日で病院に強制送還という危ない橋も渡ったはずなのに

手術の年から、仕事が恐ろしく忙しくなって、体を労ることもできないまま炎天下を歩き回って徹夜を繰り返し

「癌を育てるつもりなん！」「再発してもしらんよ」と、言われ続けた虚け者です（笑）が、

能天気に４年が過ぎ、今のところ元気です。





４年が過ぎて、ようやく仕事も一段落したところにやってきました、ピンクリボン関係のお仕事。

女性のための癌早期発見・早期治療を願う企画「スマイルハンズ＆ハート」

２月６～７日の二日間に渡って行われますが、

私が受け持つのは、２月６日の「対象年齢　２０～３０歳代女性」のほう（強調！）のコンサート（笑）





■スマイルハンズ＆ハート　るいままコンサート　at　イオン高松　１階スターバックス前

　２月６日(土) 　11時30分　と　14時30分　の二回

　午前午後で 曲目は全部かわるのに、お話は両方繋がっているから、二回ともきかないと解らない

　という形にしようと思っております　(うひひ)


　当日のピアノは、「姫」こと、図子ふみ子が受け持ってくれます。


わたしの「癌」人生には、いくつものターニングポイントがあって、

自分の病気をおして、私をはげますために音楽をつくってくれた友人の話

癌発見のあと手術までに勇気をくれた、ビリーブかがわのアスリートとのお話

クリスマスの日に、手術をうけ元気になってこの曲に歌を入れにきなさいと曲をとどけてくれた博多の松本力さんのお話

そして、るいまま組の子たちがくれた言葉など

病気を負と思うか、立ち止まって自分を振り返るポイントとみるかで、ずいぶん気持ちはかわってきます。



全てが健康なときと一緒というわけにはいかずとも、この一生つきあわないといけない友人（癌）と、いかにつき合うか

ぴらぴらした衣装をきて歌う姿を見て頂いて、癌がみつかっても、こうして楽しくやれますから

怖がらずに検診を！ってなことを、えらそうに話す予定です。




ほかにも、わははネットの中橋さんのトークショーやら紙芝居やら、盛りだくさんな内容。

「癌」についての相談コーナーも設けられるようです。




２月６日・７日は、イオンで遊んでくださいまし。

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