2025年04月05日
兼好法師かく語り(笑)
【兼好法師かく語り(笑)】
4/5 goodmorning
見事な花見日和となりましたが、うちは 土曜日の茶室る庵。
今日、稽古に来る盆点前ガールズたちに、栗林公園で野点花見するか?と聞こうとおもったけど、花粉飛び散る春の野外はまたまた目が腫れ上がるおそれあり。
吉田兼好もいうてるやん。
花は満開に、次は名月を貪欲に追いかけるもんじゃない。雨の日、月に憧れたり、家に引きこもっているうちに春が過ぎてしまったりしても、それはそれでいいのよ。

■徒然草137段 冒頭
花は盛りに、月は隈くまなきをのみ、見るものかは。雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行衛ゆくへ知らぬも、なほ、あはれに情け深し。咲きぬべきほどの梢こずゑ、散り萎れたる庭などこそ、見所みどころ多けれ。
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