2024年09月18日
満月の空を見ながら
【お月見】
昨日、真夏のような暑さの中、漫遊帖の配達をしていたとき、車にのった二千冊近いリーフレットを見ながら、急に悲しくなった。
毎回、毎回、ひとりで何千冊も配ることに意味はあるのか?
こう思いだすと止めるに限る。たぶん、身体が悲鳴をあげている。そのままやり続けると、やがて心が壊れる。
そんな訳で、昨日は夕方からの配達をやめた。残ったぶんは今日すればいいんだ。元気になってからご挨拶にいく。
ずっとずっと締め切りに追いかけられる仕事をしていた。私が遅れると、制作さんたちにしわ寄せがくる。だから、絶対遅れない、休まない。
誰かの、しんどい苦しい悲しい忙しいを聞くと、じゃ、私が頑張らないといけない! 私がやっておくよと、自分の時間を切り刻んだ。
でも、私だって同じだけ抱えるものもしんどいこともある。
遊びにくるのと稽古にきてるのは違う。関係ない雑談で無駄に時間を使われると、甘えるのもたいがいにせい!と思ってしまう。
昔なら、それも飲み込んだが、もう言うことにした。自分を守らないと、この家も、母も兄も守れないからね。
嫌われたら嫌われたときのことよ。
そんなことを思いながら満月の空をみる。月見団子のかわりに、丸いおはぎを食べる。


明日は五色台。
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