2024年01月15日
漫遊帖 佐藤隊長と新コース構築 その3
【7 屋島城から下山】
休憩を終え、屋島寺をぬけて佐藤班のまつ屋島城へ。



今日くらい屋島寺がありがたく感じたことないよ(笑) 厳しい遍路道は、やっぱり意味があるのね。
「屋嶋城の城壁は山上を全長7キロメートルに渡ってめぐらしていたと考えられていますが、そのほとんどは断崖絶壁で、人工的に城壁が築かれていたのはそのうちの約1割程度です。
そのため、自然地形を最大限に活用した古代山城と言えます。
屋島は北嶺と南嶺と呼ばれる2つの山から構成されていますが、城壁などの遺構は南嶺のみで確認されています。また、北嶺と南嶺の間の西側には大きな谷があり、標高100メートル付近に山上の城壁とは別に城壁が築かれています。」
今回、一緒に歩いてくれてるワタナベさんは、屋島城の石垣復元に携わったひと。すべて現代につくられたのではなく、1350年前の石垣も4割残されているときいて、屋島城に対する見方がかわりました。




私は、歩幅が大きく足が強いので、登るのは得意だけど降りるのが苦手な猫型。城ガールから、ガニ股気味に歩幅は小さくと教えられながら、遍路道を下ります。


【8 大宮八幡】
無事下山、大宮八幡へ。




屋島西側のくだりコースは整備が進み、思ったよりずっと早く人里に帰ってきましたが、途中子どものイノシシが亡くなっていたりしたので、気は抜けないルート。
遍路道を歩いてみて、このコースは考え直すかと思っていた佐藤隊長ですが大宮八幡から高松を臨む景色をみて、気持ちは一気に立ち直ったそう。


城ガールが戦国の城趾コースでもお話している、讃岐の発展に大きく影響した川と海と港が、このコースでもキーになります。
大宮八幡さんでも、ご挨拶と安全を祈願するためにお参り。
【9 チーム佐藤】
佐藤隊長率いる チーム佐藤との4時間の まちかど漫遊帖2024春の新コース構築のための山歩き。最後の立ち寄り場所八坂神社を経て、コトデン潟元駅で終了。

みなさん、よき顔。





机の上で広がる妄想も、歩いてみないとわかりませんから、やっぱり歩いてみて良かったよ。
屋島は観光地の顔と、修行の山の顔を持つこと。イノシシに気をつけないといけないこと。休憩の仕方を考えないといけないこと。
いろいろな課題をクリアしたら、知識とおもしろさには定評のあるチーム佐藤ですから、楽しみでございます。
1月とはいえ、汗が流れる1日。
城ガール、同行してくれてありがとう! 城ガールが調査研究したことが学芸員チームにも大きな刺激になったと思うよ。
【10 ただいま〜】
コトデン八栗駅から牟礼の源平古戦場を歩き、屋島の東側遍路道を登山。屋島山上に着き 屋島城から屋島の西側登山道を降り、潟元の八坂さんまで20000歩強。

二万歩なんて、るいままにとっちゃ、よくあることと思うでしょうが、今回は #屋島の脅威 を知りましたわ。
#観光地屋島 とはまるで違う世界を見せていただきました(笑)
とりあえず無事八栗駅に着き、城ガールと、うちらあそこ上っておりたんやなぁとしみじみ話しながら解散。

お疲れ様!
今日の修行コースをまちかど漫遊帖に持ってくるのは無理なので、アレンジして新コースにいたします。
ガイドは、佐々木くんが入って一気に若返った チーム佐藤が受け持ちます。
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