2022年10月24日
身体で覚えたことは消えないのか?
【身体で覚えたことは消えない】
10/24 時短簡単昼ごはん
1日で記憶を失う #大庭英俊 さんの話を聞きながら昼ごはんを食べる。

大庭さんは、41歳のとき急性心筋梗塞で倒れ、13分の心停止から蘇生し一命を取りとめたが、「高次脳機能障害」を発症した。それにより41年分の記憶を失った。
どこに生まれ育ったか、家族がいるかいないのかも覚えていない。
それだけでなく、新しい記憶を作り出すことができない「前向性健忘」も併発。大庭さんは、今日起きた出来事も、明日の朝にはほとんど忘れており、毎朝、自分の名前を確認するところから始まる。
そんな中、忘れることなく覚えているものがあるそうで、そのひとつが #器楽演奏 だ。
子どもの頃から記憶を失うまで音楽に親しんでいた大場さんは、音楽講師として活動していた。
「自分が担当している楽器はホルン。僕自身は僕という体の器の中で置いてけぼりにされているような感覚。体が自然に反応して、楽譜を見て音を出して演奏してしまっている」
と大庭さんは言い、忘れてしまう記憶と無意識に覚えている記憶があることがわかる。
記憶と身体で覚えたものは、脳の違う部分に格納されるのだろうか?
身体で覚えるまでやりなさいという教えは、こんなところから来ているのだろうか?
■大庭さんは、自分の古い日記帳をもとにblogを書いている。
https://ameblo.jp/onedaybrain/
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