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2021年04月22日

ゲオルギオス1世とアテネオリンピック



4/22 goodmorning

【アテネオリンピックのこと】

4月22日は、アテネオリンピックが開催された日。

とはいってもは、私たちが知ってるアテネオリンピックじゃなく、1906年「4年ごとに世界各地で順に開催されるべき」だと考えていたクーベルタン伯爵の考えに異を唱えた、

ギリシャ王のゲオルギオス1世が、「オリンピックは恒久的にギリシャで開催されるべき」と開催した変則的オリンピック(だから、公式記録からはずされている)

ギリシャの思いもわかる。

オリンピックの起源は諸説あれど、「戦いをやめ、競技会を開催してゼウスに捧げよ」というアポロンの神託を受けた王の呼びかけにギリシャ全土の統治者たちが賛同し、四年に一度は戦いを中止してオリンピアに集い、敵味方なく競技するようになったという説が一番よく言われていることで、

つまり、ギリシャにとっては、オリンピックは自分たちの国から始まった神聖なもの。でも、IOCは毎年異なる場所でオリンピックをすると譲らなかった。

この時代のオリンピックは、まだまだ認知度は低く、1900年のパリオリンピックは、パリ万国博覧会の附属大会で、オリンピックより万博だったので、会期は万博に合わせ5ヶ月にもおよぶ。

こんなに長期にわたって開催したのに、メダルが与えられたのは、クーベルタン伯爵が運営に関わった陸上競技のみで、公式に記録が残るのも陸上のみ。

ギリシャの神々は、平和の日を願いオリンピックを提案したのに、なんだか違うところで揉めてる近代オリンピックを見てどう思ってるんだろうね。

さて、今夜は木曜日の茶室る庵。

ゲオルギオス1世とアテネオリンピック


あ、ちなみに、ゲオルギオス1世はギリシャ人じゃなくデンマークの王子。前王の轍は踏まぬとギリシャの近代化を進めたひと。

神々が暮らした古い街には、古い考えもあっただろうから、国をまとめるのも大変だったろうね。




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