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2015年12月03日

池田重子さん 亡くなったんやな


先週、「なんのがれ」の恭子さんとお着物の話になって、東京にいくと目黒の池田重子さんの時代着物のお店は、たいていのぞくと話していたら、

東京に戻った恭子さんから、10月に池田重子さんが亡くなってらして、年末、最後のコレクション展が銀座松屋でありますよと、連絡があった。

http://www.ikedashigeko-collection.co.jp/

すぐに、池田重子さんのwebをみると10月13日に肺炎で亡くなられたとお知らせが出ていた。

池田重子さんのコレクション展「日本のおしゃれ展」にはじめていったのは2010の年末。

銀座松屋で、大好きなバービー展と繋がって開催されると知ったので、師走の、みなさんが忙しくしている最中に、ふらふらとひとりお江戸へ。

展示替えで1日あくので、ちょっとは仕事しとかなと、スカイツリーの影響で地上げがはじまり、やや落ち着かなくなっているという向島を歩き、

芸者さんたちがいく、簪や小物のお店で、高松で猿渡啓子さんにコーディネイトしていただいた時代着物を衣装にした公演のお写真を見せると、

「そんなにお着物が好きなら、是非これを見て帰ってください」

と、翌日から始まる池田重子コレクション展のチケットを下さって、すごく嬉しかったのを覚えている。

師走の銀座は賑わっており、高いものは買えないけど、普段づかいのリバーシブルの帯と帯締めのセットを買い、満員の新幹線に乗って帰ってきた。

それから、江戸詣でのときは目黒で降りて、目黒シネマと池田重子時代着物のお店は定番となった。



時代着物のコレクターとしては、日本有数の方なので、きっとニュースにもなったと思うのだが、

今年の10月頃は、漫遊帖フォーラム2015の準備がピークで、ニュースを見落としたのかもしれない。



大正時代から昭和のはじめまでの日本の着物の色使いは、世界のあこがれだった。

微妙な色を多色使いしているのに、少しも喧嘩せず、裏や裾や背中など、脱いだときや風に揺れたときにしかみえないところにまで、おしゃれを尽くした時代の着物は、

時を越えても少しも古びておらず、知恵とセンスで、いろいろなおしゃれが作っていける。

池田重子さんのお店は、そんな私たちのお手本帖で夢の国だった。

今年も年末12/29から、コレクション展は始まるという。

心はうごく。



■池田重子さんのことを書いたBlogのまとめ

http://ruimama.ashita-sanuki.jp/search.php?csrf=266df6add5e60b6211be248bb310ec31dc2e107b&search=%E6%B1%A0%E7%94%B0%E9%87%8D%E5%AD%90





Posted by るいまま at 15:59│Comments(0)
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