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2015年07月05日

「何を怖れる」



松井久子監督の最新作、映画「何を怖れるーフェミニズムを生きた女たち」をみる。

一度目に見たときには、理解がなかなか出来ず、とてもとても苦しい思いで最後までみた。

しかし、今日、こうしてもう一度みると、フェミニズムやリブに生きた女たちの人生の春夏秋冬が映像の中に埋め込められていることに気づく。

女だけが生きにくかったわけではなく、男性を嫌うわけでもなく、ここに生きるすべての人が、もっと自由に精一杯生きる術を考え抜いた女たちの物語なのだ。

言葉は、発し方によって様々な印象を受ける。

リブの活動の中心にいた人々は、言葉がとても強い。無駄を省きすぎた言葉はときに苦しい。

そこを、松井久子監督の静かな映像が包む。

会場にいらした1977年生まれの方から、自分が生まれる前のこと、安保闘争は知っていたがこういうことがあったとは、この映画で知りましたと発言があった。

あの頃、リブ活動家の人たちはマスコミから揶揄されて誤解されつづけ、私たちも彼女たちへの誤解があった。

この映画がなければ誤解したままだったかもしれない。

この映画は、是非 劇場でみていただきた。




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