2021年02月06日
2/24 松井久子 小説「疼くひと」発売
映画「レオニー」「ユキエ」の松井久子監督の新境地。小説「疼くひと」上梓。
上野千鶴子さんの言葉は、確かにと思うが、声をあげない あげられない女性の声を拾いあげるという点では大きく外れてはいないと思う。
発売の日が楽しみだ。
■松井監督より
るいままさん、わかってくれてる方はちゃんと見抜いてくださいますますね❣️ありがとう
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【やっと装丁が上がりました!発売日は2月24日です】

少々こじつけ気味ではあるけれど、小説『疼くひと』を書いたのは、男も女も、タブーとしてきた「性」にまるわる旧態依然の意識を乗り越えなければ、本当の意味の「男女のいい関係」は望めないのではないか?という理由も、あるにはあった。
日本の失言爺さんのような男たちは、きっと若い頃から、手前勝手で自分本位なセックスを妻にも強いてきたのではないか。「お陰さまで、ウチのかみさんはわきまえた女だからね」などとうそぶきながら。
でも、そんな難しいジェンダーの問題はさておき、ステイホームのこの時期に一編の小説を読みながら、理屈抜きにときめきながら楽しんで貰いたい…というのが、私のささやかで正直な願いである。
ただ、マイナーな女性映画監督が書いたはじめての小説など、初版の部数はあまりにも少なくて、早く二度目の持続化給付金が出るのを待つしかないのだけど、「最初は少なくても、早めに重版がかかるほどの反響を期待しているので、著者自身もどんどん宣伝してください」とが出版社のお達し。
装丁もタイトルも、なかなか男性が手に取りにくい一冊ではあるけれど、ぜひ男性にも読んでいただきたいので、興味を持って頂けたら早めにお近くの書店かAmazonで、予約をしていただけると有難い。
そしてお読みになっての感想をAmazonのレビュー欄に書いて頂けるとなお嬉しい。
出版社を紹介してくださった上野千鶴子さんが「この小説を読んだら、あなたのこれまでの映画のお客さまたちの半分はいなくなるでしょうね。でも、それよりもっと沢山の、新しい読者を獲得するはずよ」と言ってらしたっけ。
厳しいご批判は覚悟の上でございます。
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