2024年06月06日
立派すぎるものはアヤシイ
【立派すぎるものはアヤシイ】
6/6 goodmorning
#徒然草97段 は、短いけど「ほう」と思うこと多し。
ものについて、本体を食い尽くすものとして、
身に蝨(シラミ)
家に鼠
国に賊
小人に財
君子に仁義
僧に法
確かに、金の扱いもわからない小人が突然大金をもっても、いいことは一つもないは #エビデンス 多し(笑)
君子に仁義は悪いことか? なぜだ?とおもったが、佐藤春夫も仁義としか訳してないので、吾妻利秋版をみると、
「君子には仁義」を「#権力者には義理」と訳していて、
なるほど。
最初は清廉であっても権力を持つ位置に長くいると、#断われない義理にまみれ 見誤ることは増える はな。
悲しいことよ。
で、自分も一応出家しているのに、#僧は仏法 に食いつくされると書くあたり兼好だなと思い、
#吉田兼好の出自 を調べているとき、wikiに兼好の出自定説は怪しいぞとでてきた。
「#吉田神社の神官 の家系である吉田流卜部氏の系譜に連なると考えられてきたが、資料の見直しにより、その根拠となる #家系図が吉田兼倶による捏造 ではないか」とのこと。
そして、
吉田家 は様々な #偽家系図作成に手を貸した一族 である。
と書かれていて、朝から笑った。
笑いながら、#お見合いの釣書 だって似たようなもんじゃん。
どこのどなたが、こんな立派な生まれやお育ちなの?みたいな書き物が、当たり前のように世に出回る時代もあったよ(笑)
最近のマッチングアプリだって騙されるなの警告はでているので、#立派すぎるものはアヤシイ は古今東西変わらない(笑)
さて朝茶。

……………
徒然草97段
吾妻利秋版訳
その物に寄生し、それを捕食し、結果的に食い尽くしてしまう物は、佃煮にするほどある。身体にはシラミが湧く。家にはネズミが同居する。国家には反逆者がいる。小市民には財産がある。権力者には義理がある。僧侶には仏法があるのであった。
原文
その物に付きて、その物をつひやし損そこふ物、数を知らずあり。身に蝨あり。家に鼠ねずみあり。国に賊あり。小人せうじんに財たからあり。君子に仁義じんぎあり。僧に法あり。
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