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2016年11月29日

一葉 男と女は難しい




渋谷三郎(阪本三郎)と一葉との関係性は、見るべき方向が変わると評価が変わるな。

たぶん、三郎は文学界のひとたちを一段低く見ていて、そういうことに聡い文学界の人たちは、三郎の考えを察知していたんだろうな。

金の亡者、貪欲に立身出世にしがみつく人間との悪口もあるな。三郎のほうも、文学界の作家たちが一葉を女としてみていたと一説ぶって喧嘩うってるし、どっちもどっち(笑)

がしかし、三郎の気持ちもわかる。
能力は高くても決して豊かな家の出ではないがために苦労もし、阪本家に養子にはいったあとも大変な思いをして社会で闘ったのであろうから、ちゃらちゃら小説なんぞ書いてるやつらに腹立たしかろうぞ。

自身に金銭的余裕がでたとき、一葉に結婚して援助してやろうと申し出たのは、果たしてどんな思いからか。
純粋に金銭的に困窮している一葉を助けるためか、文学界というあやふやなる所よりも自分のほうが確かであり自分の力をもってすれば簡単に助けてやれるということか、年を重ね一葉の魅力に気づいて惜しくなったのか……

どちらにしても、ここでこの二人が結婚しても、三郎は一葉が文学界の人間と付き合うことは許さなかっただろうし、一葉も文学を捨てることはできなかっただろうから、お互いが不幸を抱えることになるから、一緒にならなくてよかったはな。

じゃ、昼ごはん。


  
Posted by るいまま at 13:27Comments(0)

2016年11月29日

一葉 メモ




今朝もサクサクKAGAWAWiFiつかってメモる。

阪本三郎についての認識。

昨夜までは、法外な結納金を請求し、それがだせぬならと一葉との婚約を反故にした男で、一葉の作家としての明正が上がったら、また求婚したというものてあったが、

彼は検事、判事、知事と立身出世ののち、極貧の一葉を助けようと求婚。一葉が助けは無用と断った。

「たけくらべ」のヒットには、斎藤緑雨との出会い、森鴎外を頭取とする「三人冗語」が大きくかかわる。

参考

【三人冗語】とは

森鷗外主宰の雑誌《めさまし草》第3~7号(1896年3月~7月)において,鷗外,幸田露伴,斎藤緑雨の3人が行った作品合評。〈頭取(とうどり)〉(鷗外)による作品紹介に続いて,〈ひいき〉〈さし出〉などの変名の人物が批評する形式をとる,最初の匿名座談会形式の文芸時評。当時の批評界の権威として,多くの作品を辛辣に批判したなかで,樋口一葉の《たけくらべ》に対する批評(第4号)は,この小説を絶賛し,彼女の文名を一躍高めたことで有名である



  
Posted by るいまま at 10:32Comments(0)

2016年11月29日

朝イチの本屋さん




異論が多々あることは知ってるが

商店街で最後まであかりをつけ、一番に開店してるこの本屋さんは 素晴らしいと思うよ。

今朝も、おきぬけに思い立ってきて、今まで居座っていたが、何処に目当てのほんがあるかの検索マシンに助けられた。




  
Posted by るいまま at 10:31Comments(0)

2016年11月29日

まさにダミアンのキャンバスじゃん。




フランス人アーティスト ダミアン氏のシャッターアート制作の件でお問い合わせいただいたとき、

すぐに思い付かなかったが、ここがあったじゃん。正にってキャンバス。

今回は、ほかに決まったとのことなので、次回来日のときこそ!

たぶん覚えておけないのて、シャチョーをタグづけしとこ(笑)

http://damienpoulain.com/work/graphic-art/


  
Posted by るいまま at 10:30Comments(0)

2016年11月29日

small white snake at 田町こんぴらさん



朝さんぽ。田町こんぴらさん。

外国の方が覗きこんでたが、これを説明する能力もたずでざんねん。

small white snake のこと説明したかったぜ!


  
Posted by るいまま at 10:29Comments(0)

2016年11月29日

delicious! ラ・フランス



Goodmorning~♪

ラ・フランス いつもは食べ時を掴めず残念なことが多いが、

今回は最高の日にカットできたぜ。

嬉しい朝!


  
Posted by るいまま at 08:41Comments(0)

2016年11月29日

一葉 読んでみようかね



散歩に行って本屋で探すつもりが、いろいろ検索しているうちに、amazonさまに負けたはな。

日本初のプロの女流小説家と言われる樋口一葉。けれど、一葉が売れる小説を書き出せたのは22才。

24才でなくなっているのだから、私たちが知っている小説は、ほぼこの2年間に書かれたもので、そう考えると短い期間に多作した作家だったのだな。

祖父同士が甲州時代にきめたという一葉の婚約者「渋谷三郎」。

判事や検事や知事までつとめるような男であるのに、一葉を捨て、捨てておきながら、一葉が有名になったら、また求婚て、そりゃ一葉にとっては、今更そんな男と結婚でもなかっただろうに。
三郎は、その後、伯爵令嬢と結婚し坂本家に養子にはいっているが、ま、その方が平和だったわな。

樋口一葉の残した言葉は数あれしきは涙の後の女子心なり」が好きかな。

さて、明日から始まるクリスマスdinner&concertの稽古の準備しよ。
珈琲が終われば、クリスマスですわ。


……

この渋谷さんは、完全に早稲田閥のようですが、当時の大学(つまり東大)の官僚主義に抗すがごとく、次々と出征し、ドイツで3年で法学博士の学位を取るなど、すごい栄達ですね。なんと言いますか、ある種のたたき上げエリートなんで、その分やはりわかりやすいくらい『立身出世』の方なんでしょうね。


しかし、お金は無かったんでしょう。高額な結納金を請求してきてるようです。それが婚約解消の理由と書かれているものもあり、一葉の小説が売れだしてから求婚となれば、あまりいい印象ではないですね。

この時期は、やっとやっと武士になったら明治になってしまい、苦労した方も多いんでしょうね。

たたき上げの分、がめついでしょうね。大隈さんが政権を取ったときは、いい思いをしたり公選知事(戦前の県知事はご存知のように内務省官僚のエリートコースポストでした。つまり国家官僚)をしていたようですが、大隈が政権をひくと退官してますから。分をわきまえてると言いますか、分かりやすいと言いますか。

三郎さんは、慶応三年(つまり維新のちょっと前)生れのようですけど、10代で養子ですからね。


そりゃ大変ですね。賢くても伯爵家に養子にはいったじてんで、おもしろい人生なんかなくなったも一緒でしょうし。

そんな中で、話しは変わりますが、一葉も多作になっているという、時代性もあるのかしらと思ったりしました。彼女は立身出世主義ではないにしろ、生き急ぐ時代と言いますか。


半井と別れたあと、どうやら相場士の愛人になってるようなんです。
一葉の家も極貧を強いられていたようですし、彼女も普通のおんなのひとのように針仕事をしていたようですが、それは彼女の本意ではなく、やはり作家で収入を得たい(立身出世にも通ずる)と思っていたんではないんですかね。

短命ですね。みすゞも一葉も。

全てではないでしょうが、この二人の時代の周りとか彼ら彼女らの生き方を見ていると、「ゆるふあ」で生きてけるだけの豊かさになってそれはそれで有難いなぁと思います。それだけいまはポストがあるってことですもんね。


時間の流れが違ったのかなぁとか、あまり意味のないことを思ったりします。

時代がかわっても、書かずにはおれん業病は、いまだに文学という世界では残っているかもしれませんね。
よきひとであるのは難しい。

一葉は長く生きていれば、晩年の世界とまた違う世界も書いただろうなと思うのです。

みすゞは、ある意味 書ききって旅立ったひとのような気がします。

















  
Posted by るいまま at 00:44Comments(0)