2025年05月04日
本日5/4から 江波冨士子硝子展@今新町 蓮のうてな
【江波冨士子硝子展】
5/4 goodmorning
今日から、今新町 #たかす蓮のうてな で、#江波冨士子硝子展。

江波さんの作品は、ムリーニと呼ばれる技法で作られる。小さな宝石のようなパーツを作り、それを硝子で繋ぐ、気の遠くなるような世界。
美しいものは遠くから眺めるに限ると思っておりましたが、たかすの蓮井さんから、江波さんのお人柄がでるような作品でしょ?と、先に、手に取らせていただき魔法をかけられたので、今日は江波さんに会いに行きます♪
2025年
5月4日(日) - 10日(土)
AM10:00~PM6:00
春から夏へ
太陽を浴びて生き生き輝く
緑や風を想いながら制作致しました
江波 冨士子
〈 作家在廊 〉
5月4日(日)
期間中無休
〈 通販対応 〉
5月8日(木)正午より
たかすの杜Online Shopにて
……………
https://filament-jp.net/hito/interview/fujiko_enami_episode1.html
私が使っている“ムリーニ”という技法は、イタリア・ベネチアの古典技法の呼び名で、もともとは“ムッラ murra”という言葉から来ています。それは何かというと鉱物、石の名前で、おそらく蛍石ではないかということです。日差しによって色が違って見える石を使って、古代ローマ人は酒の杯をつくっていたそうです。私が読んだ文献によると、石を継ぎ合わせて、ということが書いてあったので、おそらくムッラの欠片を継ぎ合わせて、酒杯をつくったということなのだと思います。
そのムッラの欠片を、どう継いでいたのか、その継ぐ方法は私はわからないんですけれど、19世紀になってから、ルネッサンスの流れを受け、その酒杯をガラスで再現しようと、ベネチアのガラス職人が復興した技法でもあるんですね。誰がムリーニと呼び始めたかはわからず、おそらくムッラの酒杯を見たガラス職人が、初めはモザイクガラスで型を使ってつくるうちに、じゃあ吹いてみようかということになって、吹きガラスに転向したのが始まりではないでしょうか。
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