2015年04月02日
2015年04月02日
まちかど漫遊帖より お知らせ

ご好評をいただいております、まちかど漫遊帖2015春 19コース「番町・向田邦子ストーリー」
都合により4/11のコースを中止させていただくことになりました。
楽しみにして下さっていた皆さま、すでにお申し込みいただいていた皆さま、
大変申し訳ございません。
今後の振替催行等は、webを通してご連絡させていただきます。
2015年04月02日
果敢なく進むことなかれ!

2015.4.2
宇川直宏「@DOMMUNE FlNAL MEDlAが伝授するライブストリーミングの超魔術」を読書中。
私のメディア芸術の認識の中で、最も間違っていたのは、彼らが決してテレビや映画やビデオや、はたまたカラオケレーザーディスクを否定していないこと。
むしろ、そこにどっぷりと浸かってきて愛し続けたからこそ今があること。
今を作りあげることに捧げる時間と労力は並々ならぬものがあり、
だから冒頭に怒りを込めて書かれた「のりピー事件」と、彼らが挑むものは、まるで違うのだと理解できる。
往々にして、私たちは上澄みを見てAとBを選別してしまう癖がある。
しかし、世の中はAとBだけに別れてしまう単純なことだけではなく、
かといって複雑怪奇で見たところでわかりっこないと先から諦めてしまうものでもない。
本に貼られた多くの付箋のなかから、一文を抜き書く。
「僕たちが完全DlYで自発的に始めたDOMMUNEという表現は、民放の劣化版ではなく、むしろ紙メディアの墓場なんです。大変お世話になった「スタジオボイス」も「広告批評」も「エスクァイア」も「DOLL」も同時に果敢なく消えていった。DOMMUNEは、それら愛すべき紙メディアが番組として蘇生する現場にしたいのです」
ただ力を失い流されるように消え去ることを潔しとは呼ばない。
決断するに至る勇敢さを私たちは捨ててはならない。
2015年04月02日
ちび猫 おまえの視線のむこうには

想いは外にある。
けれど、おまえのか細い骨は外の世界では生きられないのだ。
はかなげなレントゲン写真をはさみ、ドクターと話をする間、おまえは何を考えていたのだろう。
まだ、生まれて1年にも満たないのに、何度も麻酔薬で意識の向こうに出た。
意識の向こうから帰ってくる道すがら、次はきっと鳥を追い、屋根を駆け回れると信じていたのだろうに。