2022年02月09日
茶室る庵 囲いは茶の湯の基本
【囲い】
昭和の古いガラス戸4枚に脚をつけてもらいながら、
この衝立に囲まれた場で茶を頂いてみるのも面白いかもとねと、カミイケくんに話す。


今のように茶を頂くところが「茶室」と呼ばれだしたのは江戸時代になってからと聞く。
利休も小座敷と書き記し、村田珠光は、書院の一部を屏風で囲んで茶の湯をしていた。
#スミダの棲みか を作った頃、茶人が「囲えばどこでも茶室になるからね」と対の屏風を運んでくれ、殺風景なビルの物置が一気に茶室らしくなったのを思い出す。
コロナでソーシャルディスタンスが言われる日々だが、2畳ほどの #ダンボール茶室 や #鳥籠茶室 と呼ばれる小さな空間での茶会は楽しかった。
席を共にしたいひととの距離は2畳が一番よい距離かもしれないね。
嫌いなひととの2畳はご遠慮したいけどさ(笑)

■参考 茶室とは
「一般に茶室を分類して「数奇屋」と「囲い」の二種とし、数奇屋は主建築と離れた独立した茶室、囲いは主建築の一部になっている茶室と言われるが、実際はこの言葉は江戸時代には同じように茶室と言う意味で使われている。
つまり、数奇屋と囲いを分類するのは、さほど意味のあることではないが、初期の茶室では、囲いは書院造の中で成立していた」
https://www.token.co.jp/apartment/chashitu/about_chashitu/02.shtml
■在りし日の スミダの棲みか


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