るいままとしての３６５日

ことちゃん・ことみちゃんの結婚式・披露宴のあと、寿irucaカードを求め



ことでん瓦町駅ビル、高松天満屋の８階で今日からはじまった

「ことでん百年目の写真展」へ！






この写真展は、GABOMIが8ヶ月にわたって

ことでん仏生山工場に通い撮り続けた、職人たちの記録。





　※今も実際使われている職人さんたちの休憩所（手作り）




それは、なんの演出もなく、日々の生活を追ったものなのに、

その中に写る人たちは、みんな美しい。

「姿勢のいい人が多いんですよ」

写真のなかの人たちは、みんなしっかりとした体躯と、引き締まった表情をもつ。


一緒にいっていた、クラック組のねじさんが

大きなものを扱うとき、体の芯がしっかりしていないと腰をやられたり

事故につながったりするんですよ

と、教えてくれた。






　※現場のもの


ことでんには全国から様々な電車があつまってくることは有名な話だ。

しかし、そうなると、既製品の部品を使えないものも多い。

ボルトひとつ、それを操るレンチひとつ、自分たちで作らなくてはならない。

たった25人の職人たちで成る、ことでん仏生山工場には

「これならば、この人！」

と呼ばれる名人がたくさんいる。




　

※昔、電車の木の部分をつくる木工部というのがあった、その人たちが作った机。




ことでんは、10年前の再生のとき、大きな試練を強いられた。

そのときも、この工場では、職人たちがもくもくと電車の整備を行っていた。

ばらし、直し、洗い、検査し、また組み立てる。

その工程の、どれひとつ手を抜くことなく、もくもくと仕事に向かう。






　※扇風機は今も動く。


正確に安全に人をはこぶ。

それをあたりまえとワタシタチはおもっているが、その安心が何の上にあるか

彼らは知っている。






GABOMIの写真は、

工場という雑然としそうな場所が、実は無駄なく整然としていることを

ちゃんと切り取っていた。




そこには、職人たちの気概と誇りが詰まっている。





コンクリートがむき出しの、石膏ボードだけの会場。

一切の装飾をはぎとったこのスペースは

この写真展のためにあった場所のように思える。









会期中に、是非一度、お運びください！


　11月18日（金）～12月4日（日）１７日間

　ことでん瓦町駅ビル　　
　　高松天満屋８F（宮脇書店の西隣り）香川県高松市常磐町１丁目３－１

　撮影　GABOMI
　主催/問合せ　ことでん高松琴平電気鉄道株式会社：087-863-7723

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