< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
アクセスカウンタ
Blog

漫遊帖top  2025春コースリスト  アンケート  ガイド関連web
 

2010年12月28日

向島の芸者さんは120人


向島「まねき屋」さんで話し込む。

今、向島では若い芸者さんの育成をすすめている。

芸も出来て英語もしゃべれて、昔ながらの姿で夕方の向島を界隈を歩く芸者さんの年齢は20代。

まねき屋さんは、その芸者さんたちが伝統のものを持ち身につける姿をイメージして、さまざまなものを揃える。

絶滅しかけた全国の手仕事を守ることは、もう問屋さんまかせでは難しく、糸、布の段階から仕入れデザインプロデュースをして、使いやすい本物をつくる。

まねき屋さんの、凄まじいまでの本物志向をたすけるのは、

「向島のおねえさんたち」

だと、おっしゃる。


伝統的な工芸品は、放っておけば、作る人と使う人が結びつかないまま、消えていってしまう。

その架け橋となっているのが、まねき屋さんともいえる。


布も篭も紐も、ひとづつ全国をまわってそろえ、価格を抑えて作った120個漆の長篭の抱えバッグは、まねき屋さんの冒険でもあったが、

噂が噂をよび、向島の芸者さんだけでなく、静岡や神楽坂、京都の芸者さんたちまで買いにきてくださったという。


伝統工芸作家を守り、なおかつ、それを使う人たちが使い易いものも提案しの、まねき屋さんには、私がお話を聞いている間だけでも、若い芸者さんが二人来られて、あれこれ相談していた。



玄人さんが使う本物のつまみ簪の職人さんは2人だけです。

かるたの職人さんはやめられてしまいました。

後継者の問題は技術継承以上に、それだけでは食べていけないという切実な問題が大きい。



まねき屋さんの言う、ひとつだけではなくトータルのルックス。

繋げていくこと。

大事だ。




向島では5時30分ころになると芸者さんたちがまちを歩く。

また、その時間にこよう。



るいまま
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/

同じカテゴリー(東京)の記事画像
シネパトスのあったあたりのこと。
原美術館が品川からなくなる…
東京で唯一 苦手なもの
ブラーボ!  村山岳!
練馬光が丘の銀杏!
美しき富士山
同じカテゴリー(東京)の記事
 シネパトスのあったあたりのこと。 (2024-06-04 17:11)
 原美術館が品川からなくなる… (2018-11-22 22:26)
 東京で唯一 苦手なもの (2016-01-04 10:28)
 ブラーボ! 村山岳! (2014-11-24 17:20)
 練馬光が丘の銀杏! (2014-11-24 13:21)
 美しき富士山 (2014-11-24 11:06)
Posted by るいまま at 16:00│Comments(0)東京
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
向島の芸者さんは120人
    コメント(0)