2020年03月14日
音楽と言葉「金子みすゞ」のこと お知らせ
【みすゞのこと お知らせ】
3/7、#本屋ルヌガンガ で公演した 音楽と言葉「金子みすゞ」。
2010年に生まれたこの作品を、みすゞ没後90年の2020年で終わりにし、別作品として書き直し、夏に公演しようと考えておりました。
それには様々な理由があるのですが、この作品は、書いているときから、みすゞからのメッセージを強く感じ、公演の度にいろんなことが起こる作品だったのに、
ここ数年、それがすっかり消えてしまっており、もはやお話の力は尽きたのかもしれないと思っていたからです。
ところが、みすゞ役を、本来の主役である みっけ #宮武洋絵 に戻し、ていねいに稽古をしていると、またも作品が輝きだし、3/7の公演後、みすゞからのメッセージがきたなという実感を得ました。
ですから、無理に書き直すことよりも、音楽と言葉「クリスマスキャロル」のように、何度みても心に響く作品になるようブラッシュアップをしながら育てていこうと考えました。
私の作品は、大きな会場で派手な公演をうつものではなく、すみずみまで見渡せるような小屋で、お客様の息づかいを感じながらの公演を念頭に書いております。
たぶん、みすゞも、よくよくそれを理解してくれており、この度の会場となった本屋ルヌガンガで、大好きな本に囲まれたことに、居心地のよさを感じメッセージをくれたのでしょう。
この夏の、音楽と言葉「金子みすゞ」の公演はございませんが、
この作品を書くきっかけとなった、演奏家であり作曲家でありアレンジャーである 木下実の遺作「子守唄」を、るいまま組に関わってくださる若きギタリストたちが、生演奏で再現できる準備もすすめてくれており、まだまだ進化していきます。
みすゞのごとく、決して古びず、決して悲しまず、たくさんのことを考えよう、たくさんのこと知ろうをいう姿勢を崩さず、
そして焦らずに、
#宮武洋絵、#日下ゆう子、#石川由美、 #るいまま組 とともにすすめて参りますので、
どうぞ、よろしくお願いします。
2020.3.14

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