2016年05月30日
漫遊帖 うどんを暮らしのなかに!


まちかど漫遊帖2016春、絶賛開催中でございますが、すでに2016秋にむかって動き出しております。
今日は、うどん「ひさ枝」の了さんと打ち合わせ。
うどんを観光だけに終わらせず、暮らしの文化というところに、もう一度たち戻らせようという思いを語る語る。
昔は、家にひとが集まるとき、当たり前のようにおばあちゃんやお母さんがうどんを打ってくれ、家ごとの個性あるうどんが溢れていたのに、
いま、うどんが打てないどころか、生うどんの茹で加減すらわからないひとが増えています。
うどん観光を大仰に掲げるたびに、うどんから遠ざかる地元のひとたち。
うどんが嫌いじゃないけど、そんな波にはのっかりたくないと静かに後退りするひともいること、私は、強く感じておりました。
それは、うどん屋さんを営む了さんも感じていたこと。
県外のお客様がきてくださるのは、とても嬉しいけど、地元のひとたちが1歩さがってしまうのは、うどん屋さんにとっても残念なことです。
さぬきのうどんは「観光」じゃなく「暮らし」のなかにあったはず、自分で作ることによって食をもっと真剣に考えてくれるはず。
ケ晴れのときに、その家のうどんを振る舞えるひとをひとりでも多く育てよう!
そんな思いを旨に、2016年秋、まちかど漫遊帖に、とうとう「うどん」のコースができます。
Posted by るいまま at 16:44│Comments(0)
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