2008年11月01日
演出の必要性(大正浪漫)
本日の「大正浪漫コンサート」の稽古および照明うち合わせ終了。


今日は、演出と構成の星出豊さんが来られての本格的な稽古でして、sebaから、「星出先生の稽古は、明確にいろんなことがわかり、納得できる」と聞いておりましたが
正に!
納得できるというのは、自然に動けるということで、まず、その効果は子どもたちに顕著に表れ、
「ここはね、こんな風に思ってごらん」
の一言で、自然な間の取り方をとらえ、それまで何をどう動いていいのかわからないという不安げな様子がなくなって、生き生きと演じ始めました。


ほんの少し、立ち位置がかわることで、Lindaが優しいおねえさんの風情になったり、凛とした女性になったり、sebaが恋を知る青年になったり、お父さんになったり
演出家の目は、大事です。
その言葉と、さじ加減ひとつで、コンサートが素敵にもつまらなくにもなるわけで、
ここをおろそかにすると、途端に舞台は色あせます。
たぶん、大正時代の歌を歌うコンサートは、たくさんあります。
けれど、ただ歌ってひっこんで、出て歌ってを繰り返すコンサートは、ノスタルジーにたより一度は聴いても、飽きられてしまうような気がします。
演劇でなくても、音楽だけのステージであっても、ストーリはあるはずで、
聞いて下さる方を誘うことは、ステージに立つ者の使命です。(きっぱり)
*********************
会場となる、玉藻公園披雲閣蘇鉄の間は、私は惚れに惚れている会場ですが、コンサートを行うために作られた会場ではありません。
ですから、それ相当の訓練をうけ、力のある人でなければ声は隅々まで届きません。
つまりは、石あかり月あかりライブと全く同じで、野外のあの場所で、みなさんを楽しませることができるのは、出演者のみなさんに力があるからなのです。
それだけでなく、その場所を考えて準備をしてきてくれるからなのです。
見る側は、出来上がった部分を見ます(聴きます)。
だから、簡単にやっているような錯覚をみるのですが(それで いいのですが)、その裏で磨き込まれる時間は計り知れないのです。
蘇鉄の間も、反響板あるわけでもなく、音響さんを頼むわけでもなく、アコースティックな生のままの演奏をする予定で、出演者である、

テノール:米田優
ソプラノ:林里美

メゾソプラノ:三木百合
バリトン:三木伸哉
の、力量に全てはかかっております。
そして、その力を最大限に引き出すのが、演出家:星出豊の力なのです。
*******************
こちらは、切ない風情ただよう オペラ「荒城の月」の一場面。
披雲閣 「大正浪漫コンサート」 蘇鉄の間に浪漫が帰ってくる一日
大正6年に完成した現披雲閣は高松の迎賓館ともいえる場所でした。その中でも最もモダンな「蘇鉄の間」を舞台に、日本オペラ界の重鎮・指揮者の星出豊氏が特別に選んだ名曲を、解説を織り交ぜながらお届けする極上コンサート
日時 2008年11月2日(日) 午後2時~ 午後6時~ (2回公演)
会場 玉藻公園 披雲閣 蘇鉄の間
金額 3000円(入園料別)
お申し込み 090-3183-6234(米田)


今日は、演出と構成の星出豊さんが来られての本格的な稽古でして、sebaから、「星出先生の稽古は、明確にいろんなことがわかり、納得できる」と聞いておりましたが
正に!
納得できるというのは、自然に動けるということで、まず、その効果は子どもたちに顕著に表れ、
「ここはね、こんな風に思ってごらん」
の一言で、自然な間の取り方をとらえ、それまで何をどう動いていいのかわからないという不安げな様子がなくなって、生き生きと演じ始めました。


ほんの少し、立ち位置がかわることで、Lindaが優しいおねえさんの風情になったり、凛とした女性になったり、sebaが恋を知る青年になったり、お父さんになったり
演出家の目は、大事です。
その言葉と、さじ加減ひとつで、コンサートが素敵にもつまらなくにもなるわけで、
ここをおろそかにすると、途端に舞台は色あせます。
たぶん、大正時代の歌を歌うコンサートは、たくさんあります。
けれど、ただ歌ってひっこんで、出て歌ってを繰り返すコンサートは、ノスタルジーにたより一度は聴いても、飽きられてしまうような気がします。
演劇でなくても、音楽だけのステージであっても、ストーリはあるはずで、
聞いて下さる方を誘うことは、ステージに立つ者の使命です。(きっぱり)
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会場となる、玉藻公園披雲閣蘇鉄の間は、私は惚れに惚れている会場ですが、コンサートを行うために作られた会場ではありません。
ですから、それ相当の訓練をうけ、力のある人でなければ声は隅々まで届きません。
つまりは、石あかり月あかりライブと全く同じで、野外のあの場所で、みなさんを楽しませることができるのは、出演者のみなさんに力があるからなのです。
それだけでなく、その場所を考えて準備をしてきてくれるからなのです。
見る側は、出来上がった部分を見ます(聴きます)。
だから、簡単にやっているような錯覚をみるのですが(それで いいのですが)、その裏で磨き込まれる時間は計り知れないのです。
蘇鉄の間も、反響板あるわけでもなく、音響さんを頼むわけでもなく、アコースティックな生のままの演奏をする予定で、出演者である、

テノール:米田優
ソプラノ:林里美

メゾソプラノ:三木百合
バリトン:三木伸哉
の、力量に全てはかかっております。
そして、その力を最大限に引き出すのが、演出家:星出豊の力なのです。
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こちらは、切ない風情ただよう オペラ「荒城の月」の一場面。
披雲閣 「大正浪漫コンサート」 蘇鉄の間に浪漫が帰ってくる一日
大正6年に完成した現披雲閣は高松の迎賓館ともいえる場所でした。その中でも最もモダンな「蘇鉄の間」を舞台に、日本オペラ界の重鎮・指揮者の星出豊氏が特別に選んだ名曲を、解説を織り交ぜながらお届けする極上コンサート
日時 2008年11月2日(日) 午後2時~ 午後6時~ (2回公演)
会場 玉藻公園 披雲閣 蘇鉄の間
金額 3000円(入園料別)
お申し込み 090-3183-6234(米田)
Posted by るいまま at 08:00│Comments(0)
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